おたより。


Dark見ました
最高のドラマでした

たった2行ながら伝えるべき情報の全てが入っていますね。そうです、最高なんですよ。

FF16の評価が微妙で安心。


不評に安心するなんて、ちょっと歪んでいるけどな。PS5を持っていない僕にとってFF16を遊ぶためには7万円が必要となるから、やろうと思うと一大事なんよ。7万円を出費するモチベーションを抑えることができて良かったと、ネガティブなのかポジティブなのか分からない割り切り方をしている。

2023年6月のゲーミング。


【Diablo IV】

脳死で遊べて楽しいんだけど、オンラインに足を引っ張られている。このゲームには多くのバグがあり、その大部分はオンラインが原因なんだけど、それほどの不便を強いる割にはユーザーがオンラインから受ける恩恵が少ない。自分の画面に同じサーバーで遊んでいる他のプレイヤー(その多くは言葉の通じない中国人や韓国人)が映っていても「あー、いるねー」としか思わないのだが、たかだかその程度の感動を生みだすためにゲームの動作をガタガタにするのは設計としてどうなんだ? サーバーが落ちるとゲームにもならない。コンテンツを見てもレベル70から上は空っぽだ。これに一万円を払うぐらいなら、他にやるべきゲームは山ほどあるはず。

2023年の堂浦観。


一般論として、僕みたいな凡人がそれなりの幸せを掴むためには、人一倍の努力をするだとか、人よりも秀でたものを持つだとか、自己肯定感を培うだとかいったアプローチを取ることが正攻法とされていると思うんだけど、僕はそんなもんを信じていない。どれを取ったってその根本には「他者を超える」という指向性がある。80億ほどいる人類のなかで80億番目にいる奴が奮闘して79億9999万9999位に成り上がることで得られるものは何かというと、「自分よりも下の存在」だ。この、「自分よりも下の存在」の数が増えるほど人は幸せになれるというぜ。……というルールに従って生きる限り、僕らは誰かを出し抜きながら生きていかなきゃならん。80億位の奴が79億9999万9999位に成り上がったところで、80億位の人間がいなくなるわけでもなく、代わりに誰かが突き落とされる。だからと言って僕は「競争なんかやめようぜ」と言いたいわけではない。言ったってなくならんと知っているし、そもそも競争が悪いとも思っていないから。僕が言いたいのは「誰がどう成り上がろうとも、常に80億位の奴はいる」ということだけだ。仮に80億人が死に物狂いで努力をする世界があったとしても、80億位までの順位はきっちり決まる。80億位には、常に誰かが収まる。

何をやったってダメな奴ってのは本当にいるが、そのような人を見下す気はない。見下すわけがない。僕は生得の素質への差別というものを蛇蝎のごとく嫌っているからな。どんなに精一杯の努力をしたって底辺から抜け出せない人はいる。そんな人に向かって「努力が足りない」と抜かすのは暴言だと思う。この世界で努力がある程度通用するのは、努力によって到達可能な圏内に怠ける奴がいてくれるおかげでしかない。怠ける奴がいてくれるかどうかは運だが、到達可能な範囲を定めるのは当人のポテンシャルだ。まずポテンシャルがなければ、どうにもならない。「最大限の努力をしても、せいぜい75億位が限界」という人に向かって「トップを目指せ」とは言いにくい。ところで、今更だけど「何の順位の話をしているんだ?」と思われているかも知れない。そんなもんは何の順位でもいいよ。君たちが日常的に誰かを見上げたり、見下したりしているのであれば、必ず理解できると思う。できないなら、まあ、読むのやめちゃえ。

というわけで、僕はね、「底辺が成り上がる物語」ってやつをあまり信用しないのさ。主人公がハッピーになっていく様子は見ていて嬉しいものだけど、それは同時に「誰かを底辺に追いやる物語」でもあるわけだから、現象として眺めてしまうと大団円とは言えなくなるのよ。「いっそ、底辺が底辺のままハッピーになる方が良いのに」と思うこともある。そもそも底辺の人生が、殿上人の人生よりもつまらないなんてことはないからね。底辺は底辺で面白いんだよ。堂浦ってのは、そういうキャラだぜ?

誰もが天才やら富裕層の物語を観たがる。人口の9割はそこに当て嵌まらないはずなのに、憧れからか、過大な自己評価からか、そのような創作に夢を見たがる。それが幸せなら、それで良いのだろうけど、極小数ながら、そのような物語に触れると白けてしまう人たちもいる。「結局のところ、嘘だよな」ってね。僕が気にしているのは、その人たちだ。なんたって、僕が「その人」だからな。今やボーイミーツガールも信じてないよ。人生において数多の男性を目にするなかで、あえて僕に惹かれる理由を持ちうる女性など存在しないということを心に刻んでしまっているし、セックスは商行為だと思ってる。そんな風に諸々を割り切ってるから定義上はインセルになるんだろうけど、女性蔑視主義者ではない。女性蔑視は生得の素質への差別に当て嵌まるから僕の思想とは全く相容れない。僕はみんなから嫌われるけど、大抵の人には優しいよ。たぶんね。ただ「現に嫌われている」という現実もあるから、実際は優しくないんだと思う。自分がどう思っているかと、他人からどう思われてるかってのは、まるで別だったりするもんな。閑話休題。つまり、今の僕は女にモテる堂浦を書けないと思う。書けはするだろうけど、積極的に書くことはないだろうな。堂浦みたいな男が好きなキチガイ女はいても良いけど、二人も三人もいて良いもんじゃない。なんならヒロインも堂浦でいい。今の僕が一番エロいと思うのって、女体化した自分のクローンとヤることだからな。お互いのことを完全に分かっているし、気持ち良い場所も熟知している。きっと究極のオートフェラになる。……という倒錯が極まった結果としてついに、男の娘が射精する動画ばかり見るようになってしまっているよ。チンコのでかい男の娘がめっちゃ精子だす様を見ると元気がでるよ。生まれ変わりというものがあるのであれば無限に精子だせる女になりたいな。噴き出す精子を畑に撒いて育てた野菜を我が子と呼びたい。

正直言って、10年ほど前に蒼色輪廻をはじめて読んだときにも、堂浦くんが女性にモテるところには違和感が感じました。
彼の性質に合わないからね。
個人的には、仁奈こそが蒼色輪廻の真のヒロインだと思ってるし、キチガイな女だと思わないが、堂浦くんを好きになれるということがキチガイだと言えますね。
ただ、単に彼女が家族に反抗的で、人よりも世話焼きだと思ってるし、堂浦くんが好きなのも納得がいきます。

真っ当な見解だね。現実において堂浦みたいなタイプは積極的にアプローチを打たないとセックスに至れないんだけど、ナンパゲー以外でそれをやる場合、対象とできるのはせいぜい一人だろうね。それ以上の数を相手にする場合は伊頭三兄弟のスタイルか受動しかない。うち、手っ取り早いのは受動だったから、当時の僕はそうしたのだと思う。まあ、強姦まがいのパターンも書いちゃってるけど。

まったく別の話なんですが、今でも蒼色輪廻の寝取られシーンがエロいです。絵がなくてもテキストだけでいいからもっと書いてください!

書く気になれるかどうかはともかく、僕も寝取られは好きですよ。自分でセックスするよりもずっと現実的だから想像しやすい。内心で好意を抱いている人がいけ好かない他人とくっつくだけで成立するから簡単だしね。ただ現実においてはまぐわう場面を見せてもらえないのが残念なところ。ヤッてる側も観る側もみんなハッピーなんだから、誰もが自分のセックスを見せつける世の中になればいいのに。

おたより。


特に珍しいことじゃないと思うけど、僕はアメリカ人で、そしてはじめての来日なので、直接に見ることができて面白かったです。
(もうすでに蒼色輪廻を持っているのですが。)
(あと、トレーダー本店に見つけました。)
https://i.vgy.me/hrDd54.jpg

日本へようこそ。たいした国じゃないけれど楽しんでくれることを願ってる。
それと、ぼくの拙いゲームを持っていてくれてありがとう。
今の世代のOSでは動くかどうかすら怪しい20年前のゲームに6千円の値付けがされているのには少しびっくりしたよ。

2023年5月のゲーミング。


やらん方が良いと思うゲーム以外のSteamタイトルには商品ページへのリンクを埋め込んでいます。
アフィリエイトなどは入っておりませんので気になるタイトルなどあれば安心してリンクを踏んでください。

【Redfall】

DLSSをパフォーマンス優先に設定した。マウスを横にスライドさせ終えてから画面のスクロールが始まったのを目撃した瞬間に「これはクソゲーだ」と確信しかけたが、DLSSをOFFにしてみたところ何とか遊べるぐらいまでパフォーマンスが向上したので暫く遊んだ。少しも面白くなかったぜ。

【Unlock The Cat】

元ネタはラッシュアワーという有名なパズルで元より僕の好物なのですが、そのパズルに猫を加えることでさらなる神ゲーへと進化したのがこのゲームです。お値段は驚きの235円。安さは正義なのでやるがよいです。

【Q REMASTERED】

699円(現在)のゲームの中に1200問もパズルがあるからコスパには優れているけれど、こんなゲームを極めても変態にしかなれないと思う。

【Symphony of War: The Nephilim Saga】

安いうえにめっちゃ面白い。どんなゲームかはSteamを見れば一目瞭然なので省略するけど、なんとかエムブレムとかなんとかオーガが好きな人には刺さると思う。有名な会社からリリースされているお高い割に微妙な評価のSRPGを買うよりは、これをやっとく方が良いんじゃないかな。

【ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム】※やってる

これまでの人生において一番面白いゲームに出会ってしまった可能性がある。ブログを更新する暇があったらゼルダをやっていたいので、ただでさえ更新の少ないブログだけど、さらに更新の頻度を落とすと思う。逃げのない、遊びの結晶みたいなゲームだよ。遊びを作ることに長けた人たちが、よくある大作ゲームのテンプレートから遊びに不要な要素を排除した上で、遊びに必要な要素ばかりを馬鹿げた物量でブチ込んでいる。大抵の開発者が「そんな要素を盛ったら破綻するんじゃないか?」と怖じ気づくような仕様が何食わぬ顔で入っているし、違和感もなく機能している。プレイしている最中には、常にやりたいことがある。退屈を忘れる。いつまでも楽しい。時間の感覚が麻痺してしまい、日付を見て目を疑った。一流のゲーム屋の仕事ってのは、こういうものを言うんだろうな。紙芝居を幾つか作ってゲーム屋を名乗っていた自分が恥ずかしくなったよ。プレイ中、気付いたらニコニコしてた。ゲームの面白さには天井があると思い込んでいたその天井に風穴が開くのを見たような気がして涙がこぼれた。面白くて涙が出るなんて生まれて初めての経験だ。

僕には優れた知見などない! with おたより


ちょっとでも気持ちに余裕があると「世界を良くしたい」とかいう身の丈に合わないことを考えてしまう。世界を良くする人間が僕である必要など無いし、求められてもいないのに、手に負えないものを背負いそうになる。誰かの気持ちや考え方を変えられる気すらしないのに、世界ならば変えられると思ってしまうのは、論理として破綻しているし、控え目に言ってもイカれてる。結局のところ、自分にとって不都合な世界に変化を希求する願望を、正義の実現とかいう大それた言葉で誤魔化しているだけなんだよな。ネットを見ると僕と似たような奴が大勢いるから安心するよ。さしあたり僕は、人よりも優れたところなどない人間なりの生き方を学んでいかなきゃならない。特別でなく、何者でもない人間なりの生き方ってやつをな。……と、まるで今さっき考えたように書いているけれど、長いことこんな感じだよ。しんどい現実と向き合ってみても可能性ってもんは捨てきれないから、無能の人になるのは難しい。たとえ客観的に評価して無能そのものであったとしてもね。何か出来そうな気がしてしまう。

20年近く経った今でも、はすみさんが蒼色輪廻っぽい思想や書き方をしていることが嬉しいなぁと、ブログを読むたびに思います。

同じ人が書いているものなので、どこかしらは似るんじゃないすかね。しかし、20年近く経っても変わらないというのは非常にまずいと思います。そのような人はもはや堂浦ではなく黒沢と呼ばれるべきではないかと。

世界や宇宙に破滅を齎す類のラスボスは見慣れた。


そろそろ格上が見たいんだけど規模としては「世界の破壊」が天井っぽいから難しそうだね。

2023年4月のゲーミング。


迷走。

【Atomic Heart】

最初の10分くらいはすげえと思った。その後は凡庸。序盤は変態冷蔵庫のおかげでモチベを保てたが、変態がまともになると寂しい。

【The Fall of the Dungeon Guardians】

久々にダンマス系のゲームをやろうと思ってやってみたんだけど、しっくりこない。戦闘にウェイトが寄りすぎている。Legend of Grimrockの1と2が素晴らしすぎて目が肥えてしまった。

【Diablo4 Beta】

可も不可もなくディアブロはディアブロだよね。3にも増してオンラインに依存していて操作のレスポンスがすこぶる悪い。気持ち良さに支えられているようなゲームのレスポンスが悪いってのはこの上なく不快なんだけど、世間様はさして問題視していないらしい。とはいえボリュームはアホみたいに増えているから、他にやるゲームが無くなりでもしたらコレにハマるのもアリだと思う。

【ジルオール Infinite Plus】

思うところあって。僕が今すごくやりたいゲームって、おそらくこれに近いんだよな。最近はフリーシナリオで完成度の高いゲームを見ていない気がする。

【ライザのアトリエ】

セールだったので手を出してみた。ゴミ拾いだなこれは。でも、太股のおかげで少しは耐えられる。弱者男性丸出しの発言で申し訳ないけれど、ことゲームにおいては尻や太股って本当にありがたい存在なんだよ。どんなにしんどい状況でも、尻があれば耐えられそうな気がしてくるから。

【ライザのアトリエ2】

勢いで2まで終えてしまった。
壁の隙間を進む時間や天井の低い通路を匍匐で進む時間はゲーム的に虚無だと思う。

【ライザのアトリエ3】

血迷って3も終えてしまった。オープンワールドは新鮮なんだけど、そのせいで面倒なことも増えた。
文句を言いながらも3までやってしまう程度には面白く感じているのだけれども、3に限っては楽しさよりも不満が上回るかも知れない。
少なくとも梯子だらけの街を作った奴だけは猛省すべきだと思うよマジで。

【Ghostwire: Tokyo】

冒頭で嫌になってしまった。当たり前のことを書くけれど、僕はゲームをプレイしたい時にゲームを起動する。ドラマや映画を観たい時には、ドラマや映画を再生する。ゲームを起動したにも関わらず10分近くゲームらしいことをさせて貰えない場合、映像や物語に惹かれる要素でもあれば食らいつくこともできるのだけど、そうでない場合は直ちに飽きることがある。このゲームに至ってはゲームと呼べるところまで辿り着いていないので、僕にとってこのタイトルは今のところゲームではなく、つまらない動画だ。気が向いて続きをやる気になれば、このような評価など簡単に覆るだろうが、少なくとも現時点においては、どうせ動画を観るのであれば、ゲームを騙る動画ではなく、動画作品として作られた動画を観る方がマシだと考えている。

【ゼノブレイド3 新たなる未来】

期待していた通りには面白いDLCだと思うんだけど、カギロイというキャラがスキルを使うたびにWindowsXPのエラー音に似た音が鳴るのがちょっとしんどい。反射的にPCを見てしまう。

まあ、こうなるよね。


Link: スクエニ、AI実験版『ポートピア連続殺人事件』をSteam向けに24日無料配信へ。賢くなった“AIヤス”が、プレイヤーの自由文を理解(AUTOMATON)

でも、これはまだ序の口だと思う。