【Clair Obscur: Expedition 33】
継続中。格上の敵にパリィを決め続ける練習などをしているせいで時間が掛かる。相変わらず戦闘が面白い。ただ、他の要素はあまり良くない。マップは微妙だしミニゲームの出来も良くない。ムービーパートでテキストを送れないのも減点材料だ。僕は「ゲームをしている最中に退屈な思いをするのは許せない」というド短気人間なので、ボイス待ちを要求された時点で20点は引く。とは言え、ゼノクロみたいにゲームそっちのけでムービーを垂れ流してこないからまだ耐えられる。CVは(無いよりは)あった方が良いと多くの人が思っているらしいのだが、僕の考えはちょっと違う。進行に差し支えるなら無い方がいい。
《クリアした》
右肩上がりで面白くなっていく。コマンド式のRPGなんだけどパリィや回避の重要度が極めて高くてプレイフィールはソウルライクに近い。手に負えないほど大量にあるパークを組み合わせるビルド要素も色んな戦略が試せて楽しい。上述の通りテキスト送りが出来ないことには不満があったのだけれども、物語に没入するにつれ気にならなくなっていった。僕が嫌うのはあくまでも「つまらないテキストを送れないこと」なので、つまらなくなければ問題ないのだ。ストーリーは完璧だと思う。ネタバレを避けるために今は詳しく書かないけれども、そのうち書くからさっさとプレイしようね。難易度については中盤あたりまではヌルいような気がしていたのだけれども、クリア後にもなるとゲロを吐きそうになるくらいの強敵が出てくるのでやり応えがある。また、上の方では「マップ(というかレベル)が微妙」とも書いたんだけど、これについても中盤あたりからだいぶ良くなる。序盤のダンジョンは探索のしようがないくらい単純なデザインばかりで気に障ったんだけど、中盤あたりからは探索のし甲斐が出てくる。諸々が良くなっていくので右肩上がりに楽しい。結果、大満足である。現時点ではこれが今年のGOTYの最有力候補だと思う。95点は付けられる。
《追記》
あまり不満を書いていないが、だからと言って不満点がないわけではない。ただ、ネタバレを避けている。