Category: 未分類

2025年5月のゲーミング。


【Clair Obscur: Expedition 33】

継続中。格上の敵にパリィを決め続ける練習などをしているせいで時間が掛かる。相変わらず戦闘が面白い。ただ、他の要素はあまり良くない。マップは微妙だしミニゲームの出来も良くない。ムービーパートでテキストを送れないのも減点材料だ。僕は「ゲームをしている最中に退屈な思いをするのは許せない」というド短気人間なので、ボイス待ちを要求された時点で20点は引く。とは言え、ゼノクロみたいにゲームそっちのけでムービーを垂れ流してこないからまだ耐えられる。CVは(無いよりは)あった方が良いと多くの人が思っているらしいのだが、僕の考えはちょっと違う。進行に差し支えるなら無い方がいい。

《クリアした》

右肩上がりで面白くなっていく。コマンド式のRPGなんだけどパリィや回避の重要度が極めて高くてプレイフィールはソウルライクに近い。手に負えないほど大量にあるパークを組み合わせるビルド要素も色んな戦略が試せて楽しい。上述の通りテキスト送りが出来ないことには不満があったのだけれども、物語に没入するにつれ気にならなくなっていった。僕が嫌うのはあくまでも「つまらないテキストを送れないこと」なので、つまらなくなければ問題ないのだ。ストーリーは完璧だと思う。ネタバレを避けるために今は詳しく書かないけれども、そのうち書くからさっさとプレイしようね。難易度については中盤あたりまではヌルいような気がしていたのだけれども、クリア後にもなるとゲロを吐きそうになるくらいの強敵が出てくるのでやり応えがある。また、上の方では「マップ(というかレベル)が微妙」とも書いたんだけど、これについても中盤あたりからだいぶ良くなる。序盤のダンジョンは探索のしようがないくらい単純なデザインばかりで気に障ったんだけど、中盤あたりからは探索のし甲斐が出てくる。諸々が良くなっていくので右肩上がりに楽しい。結果、大満足である。現時点ではこれが今年のGOTYの最有力候補だと思う。95点は付けられる。

《追記》

あまり不満を書いていないが、だからと言って不満点がないわけではない。ただ、ネタバレを避けている。

2025年4月のゲーミング。


【XenobladeX Definitive Edition】

景色は綺麗だし設定も悪くない。だがクエストとテキストが死ぬほどつまらん。つまらんくせに会話の多くがムービーになっていて自分で読み進めることもできないから、つまらんテキストの朗読が終わるのを待つだけの虚無みたいな時間がだいぶある。これを作った連中には、たとえムービーパートであってもボタンを押して読み進めることができるBG3のようなゲームを見習ってもらいたい。……みたいなことは、リマスター前のバージョンをプレイした時にも思ったはずなんだけど、すっかり忘れてしまっていたよ。でもいいのさ、チケットで買えたから。これが1万円なら10倍は文句を書いてる。

■やっぱり文句を書くことにする

クリアした。辛かった。本当に辛かった。つまんなすぎて。つまんなさの度が過ぎていて。今年……いや、ここ数年内にやったゲームで最もしんどかった。JRPGの悪い部分の煮こごりを食わせられているようだった。リマスターで追加された最終章に至ってはプレイ時間の大部分をムービーの視聴が占めていた。何もかもがダラダラしていてメリハリがない。テキスト送りもできないからつまらない台詞のボイスが終わるのを待ち続けなければならない。せめてテキストを送れさえすればテキストのつまらなさを受け流せたかも知れないけれども、この仕様ではテキストの咀嚼を強要される。これが最高にキツかった。テキストを送れないという点においてこのゲームは古のADVにも劣ると言える。それと、最終章で真の主人公が登場してから僕のプレイヤーキャラクターが脇役化したのもしんどかったな。時折「主人公は君だってことを俺たちは忘れてないよ。ドンマイ」みたいなフォローを入れてもらえたけれども、それぐらいじゃ誤魔化しようがないと思うよ。同じく、最終章で登場したキャラに、とある冗談をくどいほどリピートさせる演出にも辟易したな。2度目あたりで「ああ、これはクライマックスか別れで言わせるための仕込みだな」と気づいた。そして、実際そうなった。そういう仕込みは全編にわたり満遍なくフリを置くから成立するのであって、最終章で唐突に仕掛けたって上手くいくわけがないんだよ。バカなのかな? それとね、全体を通じて説明が過ぎる。何が不安なのか説明の説明までする。プレイヤーをまるで信用してない。さらにね、クエストがつまらない。くじ引きぐらいつまらない。近年BG3やらKCDといった“クエストが良くできているゲーム”をプレイしてすっかり目の肥えてしまった僕には、とてもじゃないけど耐えられなかったよ。点数を付けるとするならば景色90点のゲーム-90点で都合0点ってところだな。

ちなみにこの文句、最終章のボイス待ちの時間を使って書いてるからね。

【Clair Obscur: Expedition 33】

「フランスが作ったJRPG」として話題になっている例のゲームだ。のっけからムービーを見せられて放り投げそうになったけど、ゲームをさせてもらえないのは最初だけだったので継続中。今のところ戦闘がめちゃくちゃ面白い。まるでローグライクカードゲームのキャラ特性のように、キャラごとに全く異なるコンボが用意されていて、戦闘を組み立てるのが楽しい。どんな攻撃もパリィで弾けるから、無理をして強敵を倒すこともできて楽しい。ゲームシステムとして過小な評価を受けているターン制コマンドバトルの可能性を掘り下げることをコンセプトとしているらしいが、今のところ成功しているように思える。大成功と言って良いかも知れない。しかしマップは微妙だと思う。

かなしみ。


Switch2抽選販売への応募数が想定を大幅に上回る220万件に達したため、相当数の落選が見込まれるそうです。

Link: https://x.com/Nintendo/status/1914982671522083155

任天堂が持つ在庫を仮に10~20万台とするならば、9割以上が落選することになります。

……というわけで、こうなりました!

今月は忙し過ぎて幸せが足りない。


万博どころじゃないんだよ。

熟女モノで抜けるようになってきた。


人としての成長を感じる。

Switch2.


税込49,980円というSwitch2の価格を見て「安い」とか「頑張った」と言う人が多くいる。僕も頑張った価格だとは思う。でも、安いとは思わない。世の親御さんたちの懐が子供に5万円の玩具を買ってやれるほど潤っているとは思えないからだ。それでも僕はSwitch2を買うのだろう。ゲームぐらいしか趣味のない、それなりに稼いでいる大人だからね。

それとね。現時点において、この件はあまり指摘されていないようだけど、マリオカートワールドの価格を見る限りにおいて、どうやら任天堂はSwitch2以降のファーストタイトルの価格水準を3割ほど上げてきている。ざっくり言うとゲームのお値段が1万円になっている。僕は1万円帯のゲームに対し物凄く厳しい人なので、余程の期待値がない限り予約することはない。粗を大目に見ることもしない。買うにしても諸々の情報を入念に確認して、石橋を叩いて、叩いて、叩き切ってから買う。ゆえに、これからの僕は任天堂のゲームに対し、より厳しいことを言っていくことになるのだと思う。

フロムソフトウェアの独占タイトルが出てきたのには普通に驚いた。それ以上の驚きはなかったけれど。

【余談】

世の中には「昔よりも開発費が増えたのだからゲームの値段は上がって当然」みたいな論調があるみたいなんだけど、僕は当然だと思わないんだよね。というのもさ、厚労省が弾き出している月間現金給与総額という数字があって、これは変数で加工した実質値などではなく手取りその物の平均値なんだけど、去年の手取りは30年前と比べて上がってると思う? 下がってると思う? とりあえず見てみよか。

1994年 358,445円
2024年 347,994円
※毎月勤労統計調査(事業所規模5人以上の就業形態計)

まず手取りの時点で下がってるよね? それに加えて1994年には今よりも諸々が安かった。電気代も今ほどには高くなかったし、スマホを維持するコストもなかった。携帯電話普及の黎明期ではあったけれども、10万も出して端末を買うような時代ではなかった。ただでさえ30年前よりも手取りは下がっているのだけれども、生活様式の変化やらインフレまで加味して考えてみると、金額の差以上に実態はずっと貧しくなっているのではないかと思う。無い袖は振れないという言葉があるけれど、現代人の袖は30年前よりもずっと短くなっていると思う。どんなに物の値段を上げたところで、無い袖が振られることはないんだよ。「原価の高い商品は高く売って当然」という理屈は分かるんだけど、その理屈に対応できるほど消費者のお財布は大きくないのさ。というわけで僕はね、開発費が高いゲームの利益は価格転嫁ではなくスケールメリットで稼ぐべきだと思っているよ。

2025年3月のゲーミング。


1万円のゲームには非常に厳しく当たるのだよ僕は。

やったゲーム

【Monster Hunter Wilds】

良いところと悪いところが綯い交ぜになっていて評価に困る。狩りは面白いのだが、狩り以外の部分で相当やらかしている。特に下位の進行は悲惨で目も当てられない。ムービーの量が非常に多く、ゲームをしている時間よりも眺めている時間の方が長く感じた。苦行のような下位を終えてようやくモンハンのようなものになるのだけれども、その段に至るとあまりやることがない。フレの状況を見ていても既に多くがプレイを辞めている。この賞味期限の短さは1万円という価格に見合わないと思う。

【Assassin’s Creed Shadows】

Ubisoft+ Premium(月額1,800円)に加入して遊んだ。

およそ100時間プレイして、全ての暗殺目標を排除した。アサクリの中ではかなり面白い方だと思う。

マップは物凄く広大で、近畿東海が丸ごと入ってる。作り込みも非常によろしくて、初めて安土城へ行った時には感動した……というか、巨大さの度が過ぎていてゾッとした。それとね、山がすごいよ、山が。山がしっかりしているおかげで、ちゃんと日本の景色になっている。

ゲームシステムはおおよそいつものアサクリなんだけど、クエストが割としっかり作られているおかげでいつものアサクリよりは飽きにくい(ただし「飽きにくい」であって「飽きない」ではない)。戦闘の被ダメはバカみたいに大きくて、パリィや回避を主体としたデザインがなされているように感じる……が、難しくはない。というかヌルい。

気に入らなかったのは画面の暗さ。暗所を活用してステルスしなきゃならんゲームで、暗所を本当に暗くされると困る。真っ暗な画面を見ながら「僕のキャラは今どこで何をしてるんだ?」と困惑させられることが何度かあった。

もっと気に入らなかったのはエンディング。「俺たちの戦いはこれからだ! ~未完~」みたいな終わらせ方はいくらなんでも酷いと思ったけれども、終わりまでは結構楽しめたので、悪いゲームではないと思うし、これほどの規模で戦国時代の日本を再現してくれるゲームなんて後にも先にもこれだけになる可能性があるから、むしろ良く作ってくれたねと感謝しておきたい。

ところで、東大寺の大仏殿にはなんで入れないんよ?

やるゲーム

【XenobladeX Definitive Edition】

これを忘れていたなんて! チケットが余っていたから秒で購入。

見送るゲーム

【ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~】

優先順位を下げる。他にやるゲームがなければ検討のしようもあったが、他にやるゲームがある上に1万円では分が悪い。

メタスコアと価格を並べるとこうなる。

ゼノブレ 88点 \7,600(チケットを使えば\5,000)
アサクリ 82点 \9,790(サブスクでやれば\1,800)
アトリエ 80点 \9,680

アトリエを切るのが妥当でしょ?

蒼色輪廻みたいなゲームは蒼色輪廻しかないのです。


今日見たら『奪われた夕暮れ はみだし部活動 陵辱系』のダウンロード販売が停止してました
『蒼色輪廻』にハマってこっちもやったことありますが、残念ながら難しくてCGコンプリート出来ませんでした

僕はそんなゲーム見たことも聞いたこともないのですが、なんだか嫌なオーラがあるので堅気の方は手を出さない方が良いゲームなのだと思います。ネットで調べたところによると、そのゲームはラクロス部の顧問がラクロス部員たちをどうにかするという内容らしいです。しかし、おそらくですが、それを作った人たちの中にラクロスを知っている人など1人もいません。さらに、これはあくまでも想像ですが、そのゲームの開発現場では「キャラ足んなくてラクロスできねーじゃん。しょうがないから架空のスポーツをでっちあげよう」とかいった頭の悪い会話が繰り広げられていたのではないかとも思います。僕の好みに合いそうなバカ台詞が幾つか含まれているとは思うのですが、そのためにお金を出すなんてのは酔狂が過ぎると思います。

情プラ対応がキツそう。


ネットにアホが増えすぎているゆえ法規制については致し方のない部分もあるとは思うのだけれども、中小規模で指定事業者になっちゃうサイトはしんどい状況にあるらしい。

実際に中小規模のサービスが指定事業者になることが有り得るのかと言うと、どうやらある模様。

指定事業者はアクティブユーザー数と書き込みの数から決まるのだけれども、この「書き込みの数」というのが厄介で、極端な例を挙げると1人のキチガイが200万回書き込むだけでそのサービスは対象になってしまう。

指定事業者は侵害情報調査専門員と呼ばれる削除判定人を用意する必要があるのだけれども、法律事務をしてもらう都合上、弁護士にやってもらうしかない。

弁護士への報酬は一纏めで払うにしろ案件ベースで支払うにしろ、どう考えたって安くはない。

開示手続きにおいては依頼者に対し費用を請求することができるのだけれども、削除依頼の場合はできないそうだから、削除依頼が入れば入るほど持ち出しが膨れることになる。……というわけで、これは悪用ができる。情プラを使えばサービスを潰せる。要は、削除依頼をしまくればいい。

現在そこそこの規模のサービスを提供している人たちや、これから新規サービスを作ろうって人らにはご愁傷様な話だよ。

殺人は許されないけれど、


「最悪、殺せる」という選択肢によって生きやすくなっているという点は認めざるを得ないわけであります。

僕にだっていつかは「アイツを殺すことには一命を賭す価値がある」と思えるような怨敵が現れないとも限りません。

人様を殺めた者はその代償として原則的には死ぬべきですが、命を差し出す覚悟を持つ者にはもう歯止めとなるものがありません。

良識的な僕たちはニュースなどで人殺しを見つけては「許されないぞ!」と喚くわけですが、人殺し共も許されるとは夢にも思っていないでしょうよ。

許されなくても良いという覚悟を持つ者に、手垢まみれのお説教など通じるわけもありません。

現状では大勢が雁首を並べて「許されない! なぜなら許されないからだ!」という同語反復を述べ立てて何かを言った気になっているだけです。

「生きたくない人」と「生きていけない人」を減らすより他に策などないと思うんだけどね。