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2025年4月のゲーミング。


【XenobladeX Definitive Edition】

景色は綺麗だし設定も悪くない。だがクエストとテキストが死ぬほどつまらん。つまらんくせに会話の多くがムービーになっていて自分で読み進めることもできないから、つまらんテキストの朗読が終わるのを待つだけの虚無みたいな時間がだいぶある。これを作った連中には、たとえムービーパートであってもボタンを押して読み進めることができるBG3のようなゲームを見習ってもらいたい。……みたいなことは、リマスター前のバージョンをプレイした時にも思ったはずなんだけど、すっかり忘れてしまっていたよ。でもいいのさ、チケットで買えたから。これが1万円なら10倍は文句を書いてる。

Switch2.


税込49,980円というSwitch2の価格を見て「安い」とか「頑張った」と言う人が多くいる。僕も頑張った価格だとは思う。でも、安いとは思わない。世の親御さんたちの懐が子供に5万円の玩具を買ってやれるほど潤っているとは思えないからだ。それでも僕はSwitch2を買うのだろう。ゲームぐらいしか趣味のない、それなりに稼いでいる大人だからね。

それとね。現時点において、この件はあまり指摘されていないようだけど、マリオカートワールドの価格を見る限りにおいて、どうやら任天堂はSwitch2以降のファーストタイトルの価格水準を3割ほど上げてきている。ざっくり言うとゲームのお値段が1万円になっている。僕は1万円帯のゲームに対し物凄く厳しい人なので、余程の期待値がない限り予約することはない。粗を大目に見ることもしない。買うにしても諸々の情報を入念に確認して、石橋を叩いて、叩いて、叩き切ってから買う。ゆえに、これからの僕は任天堂のゲームに対し、より厳しいことを言っていくことになるのだと思う。

フロムソフトウェアの独占タイトルが出てきたのには普通に驚いた。それ以上の驚きはなかったけれど。

【余談】

世の中には「昔よりも開発費が増えたのだからゲームの値段は上がって当然」みたいな論調があるみたいなんだけど、僕は当然だと思わないんだよね。というのもさ、厚労省が弾き出している月間現金給与総額という数字があって、これは変数で加工した実質値などではなく手取りその物の平均値なんだけど、去年の手取りは30年前と比べて上がってると思う? 下がってると思う? とりあえず見てみよか。

1994年 358,445円
2024年 347,994円
※毎月勤労統計調査(事業所規模5人以上の就業形態計)

まず手取りの時点で下がってるよね? それに加えて1994年には今よりも諸々が安かった。電気代も今ほどには高くなかったし、スマホを維持するコストもなかった。携帯電話普及の黎明期ではあったけれども、10万も出して端末を買うような時代ではなかった。ただでさえ30年前よりも手取りは下がっているのだけれども、生活様式の変化やらインフレまで加味して考えてみると、金額の差以上に実態はずっと貧しくなっているのではないかと思う。無い袖は振れないという言葉があるけれど、現代人の袖は30年前よりもずっと短くなっていると思う。どんなに物の値段を上げたところで、無い袖が振られることはないんだよ。「原価の高い商品は高く売って当然」という理屈は分かるんだけど、その理屈に対応できるほど消費者のお財布は大きくないのさ。というわけで僕はね、開発費が高いゲームの利益は価格転嫁ではなくスケールメリットで稼ぐべきだと思っているよ。

2025年3月のゲーミング。


1万円のゲームには非常に厳しく当たるのだよ僕は。

やったゲーム

【Monster Hunter Wilds】

良いところと悪いところが綯い交ぜになっていて評価に困る。狩りは面白いのだが、狩り以外の部分で相当やらかしている。特に下位の進行は悲惨で目も当てられない。ムービーの量が非常に多く、ゲームをしている時間よりも眺めている時間の方が長く感じた。苦行のような下位を終えてようやくモンハンのようなものになるのだけれども、その段に至るとあまりやることがない。フレの状況を見ていても既に多くがプレイを辞めている。この賞味期限の短さは1万円という価格に見合わないと思う。

【Assassin’s Creed Shadows】

Ubisoft+ Premium(月額1,800円)に加入して遊んだ。

およそ100時間プレイして、全ての暗殺目標を排除した。アサクリの中ではかなり面白い方だと思う。

マップは物凄く広大で、近畿東海が丸ごと入ってる。作り込みも非常によろしくて、初めて安土城へ行った時には感動した……というか、巨大さの度が過ぎていてゾッとした。それとね、山がすごいよ、山が。山がしっかりしているおかげで、ちゃんと日本の景色になっている。

ゲームシステムはおおよそいつものアサクリなんだけど、クエストが割としっかり作られているおかげでいつものアサクリよりは飽きにくい(ただし「飽きにくい」であって「飽きない」ではない)。戦闘の被ダメはバカみたいに大きくて、パリィや回避を主体としたデザインがなされているように感じる……が、難しくはない。というかヌルい。

気に入らなかったのは画面の暗さ。暗所を活用してステルスしなきゃならんゲームで、暗所を本当に暗くされると困る。真っ暗な画面を見ながら「僕のキャラは今どこで何をしてるんだ?」と困惑させられることが何度かあった。

もっと気に入らなかったのはエンディング。「俺たちの戦いはこれからだ! ~未完~」みたいな終わらせ方はいくらなんでも酷いと思ったけれども、終わりまでは結構楽しめたので、悪いゲームではないと思うし、これほどの規模で戦国時代の日本を再現してくれるゲームなんて後にも先にもこれだけになる可能性があるから、むしろ良く作ってくれたねと感謝しておきたい。

ところで、東大寺の大仏殿にはなんで入れないんよ?

やるゲーム

【XenobladeX Definitive Edition】

これを忘れていたなんて! チケットが余っていたから秒で購入。

見送るゲーム

【ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~】

優先順位を下げる。他にやるゲームがなければ検討のしようもあったが、他にやるゲームがある上に1万円では分が悪い。

メタスコアと価格を並べるとこうなる。

ゼノブレ 88点 \7,600(チケットを使えば\5,000)
アサクリ 82点 \9,790(サブスクでやれば\1,800)
アトリエ 80点 \9,680

アトリエを切るのが妥当でしょ?

蒼色輪廻みたいなゲームは蒼色輪廻しかないのです。


今日見たら『奪われた夕暮れ はみだし部活動 陵辱系』のダウンロード販売が停止してました
『蒼色輪廻』にハマってこっちもやったことありますが、残念ながら難しくてCGコンプリート出来ませんでした

僕はそんなゲーム見たことも聞いたこともないのですが、なんだか嫌なオーラがあるので堅気の方は手を出さない方が良いゲームなのだと思います。ネットで調べたところによると、そのゲームはラクロス部の顧問がラクロス部員たちをどうにかするという内容らしいです。しかし、おそらくですが、それを作った人たちの中にラクロスを知っている人など1人もいません。さらに、これはあくまでも想像ですが、そのゲームの開発現場では「キャラ足んなくてラクロスできねーじゃん。しょうがないから架空のスポーツをでっちあげよう」とかいった頭の悪い会話が繰り広げられていたのではないかとも思います。僕の好みに合いそうなバカ台詞が幾つか含まれているとは思うのですが、そのためにお金を出すなんてのは酔狂が過ぎると思います。

情プラ対応がキツそう。


ネットにアホが増えすぎているゆえ法規制については致し方のない部分もあるとは思うのだけれども、中小規模で指定事業者になっちゃうサイトはしんどい状況にあるらしい。

実際に中小規模のサービスが指定事業者になることが有り得るのかと言うと、どうやらある模様。

指定事業者はアクティブユーザー数と書き込みの数から決まるのだけれども、この「書き込みの数」というのが厄介で、極端な例を挙げると1人のキチガイが200万回書き込むだけでそのサービスは対象になってしまう。

指定事業者は侵害情報調査専門員と呼ばれる削除判定人を用意する必要があるのだけれども、法律事務をしてもらう都合上、弁護士にやってもらうしかない。

弁護士への報酬は一纏めで払うにしろ案件ベースで支払うにしろ、どう考えたって安くはない。

開示手続きにおいては依頼者に対し費用を請求することができるのだけれども、削除依頼の場合はできないそうだから、削除依頼が入れば入るほど持ち出しが膨れることになる。……というわけで、これは悪用ができる。情プラを使えばサービスを潰せる。要は、削除依頼をしまくればいい。

現在そこそこの規模のサービスを提供している人たちや、これから新規サービスを作ろうって人らにはご愁傷様な話だよ。

殺人は許されないけれど、


「最悪、殺せる」という選択肢によって生きやすくなっているという点は認めざるを得ないわけであります。

僕にだっていつかは「アイツを殺すことには一命を賭す価値がある」と思えるような怨敵が現れないとも限りません。

人様を殺めた者はその代償として原則的には死ぬべきですが、命を差し出す覚悟を持つ者にはもう歯止めとなるものがありません。

良識的な僕たちはニュースなどで人殺しを見つけては「許されないぞ!」と喚くわけですが、人殺し共も許されるとは夢にも思っていないでしょうよ。

許されなくても良いという覚悟を持つ者に、手垢まみれのお説教など通じるわけもありません。

現状では大勢が雁首を並べて「許されない! なぜなら許されないからだ!」という同語反復を述べ立てて何かを言った気になっているだけです。

「生きたくない人」と「生きていけない人」を減らすより他に策などないと思うんだけどね。

2025年2月のゲーミング。


やったゲーム

【Kingdom Come: Deliverance】

ガチの中世を舞台にしたオープンワールドを舞台に、文字も読めない無能から騎士へと成り上がっていく立身出世のゲームだ。2が発売されたので今さらながら1をやっているのだが、物凄く面白い。沢山のバグや荒削りな要素や見過ごせないほど酷い仕様もあるのに、噛めば噛むほど味がしてきて美味しい。とはいえ、誰にでも勧められるような代物でもない。素のままでは投げ出す人もいるだろうから、MODに助けられているゲームだと思う。僕がこのゲームで特に気に入っているのは、NPCたちの行動を生真面目にコントロールしているところだ。クエストの発生地点に該当のNPCがいないというのはザラだし、ショップに店員がいないのもザラだ。そのような場合は時間を飛ばすなどして、どこかをほっつき歩いているNPCがやって来るのを待たなければならない。こうしたシミュレーションは、スキップタイムやファストトラベル時にも厳密に行われている。だから一瞬で時間を飛ばせはしないし、瞬時に他の土地へ行けたりもしない。ファストトラベルをすると全体マップが表示されて、プレイヤーキャラクターが街道を歩いていく様をしばらく眺めることになる。移動中、追い剥ぎなどにエンカウントするとファストトラベルが中断され、選択を迫られる。あるいは、他人のベッドを使って眠っている最中にベッドの持ち主が部屋に戻ってくると、スキップタイム中でも叩き起こされる。このようなメカニックを使っている他のゲームにはベセスダRPGを挙げることができるけど、最近のベセスダは不真面目だから、この手のゲームにはお目にかかれなかった。だから、このゲームに出会うことができて嬉しい。久々に食する懐かしの味だ。

《追記》

長距離の移動を必要とするお使いクエストがてんこ盛りだから投げ出しそうになったんだけど、ベースの面白さに背中を押してもらって、なんとかクリアまでこぎ着けた。プレイ時間の半分ぐらいは馬に乗って走っていたような気がする。嫌になるほど中世を味わえた。続編にも手を出そうかと思いレビューを眺めてみたところ、何十時間ものプレイを台無しにするような酷いバグやら日本語版の表現規制(CERO規制がPC版にも適用されているんだってさ)があるということで「これに8,000円は出せねえな」という結論に至った。ありがとう人柱。

《などと言いながら》

2をやっている。思っていたよりもずっと、というか、かなり、というか、めちゃくちゃ面白い。前作のあらゆる要素がパワーアップしている。2月にして今年のGOTYはこれで良いとさえ思えてしまう。ただ、現状ではバグが多いから、気になる人は半年ぐらい待ってからやればいいと思うよ。

《追記》

後半にバグが多すぎるので中断して寝かせることにした。無念である。
参考までに、直るバグの直し方を書いておく。

★会話できるはずのNPCが会話してくれない場合
このゲームは北方謙三システムを搭載しているのでソープに行ってセックスをすれば直る。冗談じゃなくて本当に直る。

★ローディングがめちゃくちゃ長くなった場合
トロスキーとクッテンバークを往復すれば直る。僕はこれで直った。
48時間ほど時間を飛ばした後で宿屋で寝れば直るという説もあるのだけれども、こっちは試していない。

やるであろうゲーム

【MONSTER HUNTER WILDS】

まあ、やるよね。

やらないゲーム

【シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII】

レビューが惨い。自分でプレイして判断したい気持ちもなくはないけれども、新作ゲームが当たり前のように1万円という額を請求してくるようになった今日においてはレビューで切るということをしていかなければお財布がもたない。「ちょっと気になる」という程度ではもはや買ってもらえないということをパブリッシャーどもに思い知らせていきたい。

やりそうなゲーム

【AVOWED】

英語版は既に発売されているのだけれども、日本語版は延期になった。つまりレビューは出揃っている。スコア自体はCiv7と大して違わないのだけれども、こちらは僕がObsidian Entertainmentに期待する水準から外れていないし、ゲームパスに含まれてもいるのでやりそうな気がする。

充実している!


この前つくったタイピングゲームを友達に遊んでもらったところ、思いのほか評判がよろしかった。気持ち良くキーを叩けさえすれば面白くなるのがタイピングゲームというものだから、僕自身は大したことをしていないのだけれども、人様に楽しんでもらうことの喜びを久々に体験できたように思う。そればかりか(これは別のエントリにも書いているのだけれども)今プレイしている“Kingdom Come: Deliverance II”というゲームが期待を超えて面白い。ゲームを作っても遊んでも楽しいなんて夢のようだよ。

あとは、奥歯の痛みさえなければな。

最終皇帝になりました。


断言しておこう、人間とは避妊ミスの産物である!

あなたが存在している理由は、あなたの両親がファックしたからです。
あなたの両親だけでなく、ご先祖様たちも、みんなファックしました。
誰もがファックによって生まれて、ファックして、死んでいきました。

純粋な愛とは、ファックです。
ヒトが愛を囁くようになる以前から存在しているのがファックです。
恋慕の情からファックを取り除いたところに純粋な愛はありません。
純粋な愛とは、ファックです。

僕はファックが嫌いです。理由は、ファックができないからです。
何万世代と続いてきた営みが、僕によって断たれることになります。
申し訳ないとは思いません。むしろ申し訳ないと思って貰いたいです。
僕へと連なる全てのご先祖達に「ファックしてごめん」と詫びてもらいたい。
そしたら僕は言ってやりますよ。「なぜ君たちはファックをしたのか?」と。

返事など聞くまでもありません。
ただ、ただ、ファックをしたかったんでしょうから。
その「ただ、ただ、したい」の最果てが僕ですよ。
「できない」で全てを終わらせるのが僕です。

僕という存在は全ての世代の終端に座する、いわばターミネーター(「終結させるもの」「絶滅させるもの」または「終端抵抗装置」)なんですよ。
ターミネーターでピンとこないなら、最終皇帝とでも申しましょうか。
残念ながらこの最終皇帝は怠慢王としてくたばることになると思います。
不甲斐ない最終皇帝で面目ございませんね。

PCの新調を検討している。


これぐらいは行きたいが、40万では済まない気がする。

MB: X870E
CPU: 7800X3D
MEM: 64GB(DDR5-5600)
GPU: RTX5070Ti or RTX4070TiSUPER