おめでとうとか書く前に天変地異が発生したのでどう挨拶すりゃ良いものやら。


あけましておめでとうございます!
今年は蒼色輪廻の20周年なんですね。
おめでたいですが、時の流れも感じますよね。
なによりはすみさんがこの一年間も生きていてくれてありがとうございます。

20年も前のゲームを覚えていてくれてありがとう。
作ってたのはもっと前だから20年なんてとっくに過ぎているものとばかり思ってた。

蒼色輪廻20周年おめでとうございます!
今でも大好きな作品です。緋色梵鐘(仮)も待ち続けます…

ありがとね。でも、待ち続けない方が良いと思うよ。20年前に1~2万程度売れたゲームの続編なんて、余程のミラクルでもなきゃ出ないよ。蒼色輪廻の発売から年数が浅いゼロ年代ならば可能性があったと思うんだけどね。今ならばリメイクの方がまだ可能性があるかも知れないけれど、その可能性にしたって限りなく低いと思うよ。まあ、需要がないんだからしょうがないよね。

【余談】

ちょっと切ない話なんだけど、2024年にいる僕から見ると、2004年の堂浦ってそんなに悲惨じゃないんだよ。エクストリーム寄りに書いたつもりでいたのだけれども、現実を生きる人たちの水準が堂浦に追い付いてしまっているから、ザラにいるよなと思ってしまう。設定の鮮度が落ちるってのは、こういうことを言うのだろうな。仮に蒼色輪廻の設定を今風に変えるとしたら、まずは堂浦を気遣う存在を減らして、孤独度を高めなきゃ話にならんと思う。大家の娘に気遣われるなんて論外だろうし、アシュダも堂浦には贅沢過ぎる。としていくと、しまいにはエロゲーですらなくなりそうだ。

今年もおしまい。


今年1年どうでしたか?ピンと来た物とかありました?

ゲームの話ということであれば悪くない年だったと思うよ。StarfieldとDiablo4はイマイチだったけど、TotKとBG3は良いゲームだった。数年に1本出れば御の字というレベルのゲームが2本あるのだから、豊作と言って良いのだと思う。僕は今BG3の2周目をやっているのだけど、1周目では出会わなかったイベントに出会ったり初めて見るエリアに迷い込むようなことが結構あって、奥の深さを思い知らされている。でもそれらが僕が本当にやりたかったゲームのイデアを掠めているかというと、そうでもないように思う。だから、評論的には満足しなければならないところではあるのだろうけれど、個人主義的には満足してない。ファンタジーや異世界に夢を見るのは容易いのだけど、夢は所詮夢だし、最悪なことに僕たちはそれが夢であることを分かって受け入れてしまっている。そのような夢は醒めやすく、消費的だ。僕が真に求めているものは、この現実を拡張しうる、あるいは、この世界の見え方を変えうるイマジネーションだから、どんなに面白いゲームであってもそれが異世界ファンタジーである限り、僕が欲するものには成り得ないのかも知れない。かといって現実的に作りゃ良いってもんでもないんだろうけどね。端的に言うと、僕が暮らしている世界のなかで面白いことが起きて欲しいと思ってる。これは過去に何度も書いているのだけど、コントローラーを置いてトイレに行くだけで目の前から失われてしまうような幻想はもうお腹いっぱいなのだ。だからと言って異世界ファンタジーを絵空事として処理してしまうのは物語に対し不誠実だからその時々は真剣にプレイするのだけれども、それで満ち足りることはない。どんなにのめり込んだって、いつかエンドロールが流れはじめて、小汚い部屋んなかでコントローラーを握ってる自分に気付いてしまうのさ。

2023年12月のゲーミング。


今月は少ししかゲームをやっていないのだ。

【Jusant】

物凄く評判の良い雰囲気クライミングアドベンチャー。左手と右手に対応したLTとRTを交互に引き絞りながら垂直の絶壁を登っていくのだ。評判が良いのは分かる。雰囲気が良いのも分かる。だがICOや風ノ旅ビトを参考とする割には語りすぎていると思ったよ。読み物は無い方が良かったと思うし、あるにしても地球人には読めない言語で書いておいてくれた方が没入できたと思う。それと、イベントムービーである程度の距離を登ったことにされてしまうのは不愉快だった。LTとRTを交互に推し続ける地味さを渋々ながら受け入れた僕はいつしか、自分の力のみをもって登攀したいとさえ思うようになっていたのだ。僕が書くゲームの感想は文句が多くなりがちだけど、だからと言って悪いゲームとは限らない。このJusantだって、良いゲームだと思う。最後までプレイしたからね。

【余談】

どこぞの界隈からは「ゲームを作ったこともない癖にあれをこうしろとか言わないで欲しい」みたいな言説が出ているらしいんだけど、消費者は何を言ったって良いし、作り手にもそれを聞く義務なんかない。いちいち取り合ってナーバスになるから「言わないで欲しい」とか言い出しちゃうんだろうね。「そのアイデアは既に検討されたとは思わないのか?」と言うけれど、そんなもん外野に分かるわけねーじゃん。どうしてもお伝えしたいのであれば「既に検討しましたが、こうこうこういう理由で没にしましたよ」といちいち言っていけばいい。面倒くさいって? そりゃ面倒くさいさ。外野の主張に逐一向き合うコストってのはそういうもんだろ。僕だって目に入った物には向き合ってしまいがちな性格だからSNSをやってないんだよ。不要なものに感けすぎてしまうもんでね。大勢のお客からウンコ呼ばわりされる仕様にしたって、自信を持って実装したものであるならば胸を張っときゃいいよ。

ウンコ呼ばわりされた仕様と言えば、むかし僕はアドベンチャーゲームのスキップ機能の仕様書に「押した瞬間にエンディングまで飛ばして欲しい」と書いたことがある。結果“瞬間”とはいかなかったけど、本当にエンディングまで止まることなくスキップを続けるゲームができた。さすがにヤバいと思った現場の人が、こっそり普通のスキップ機能を付けていてくれたおかげで、あまり怒らずに済んだけど、当時の僕は「時間の流れを漫然と眺めていると人生など瞬く間に終ってしまう象徴としてのスキップ機能なのだ」などと頭のおかしなことを言っており、まるで反省をしていなかった。が、今では分かる。スキップ機能というものは未読や選択肢で動作を止めるべきだと。それでも、あのイカれたスキップ機能に関しては、あれはあれで良かったんじゃないかと思ってる。たまにはそういうもんがあっても良いだろと。

なんか延々とプログラム書いてる。


気付いたら一ヶ月吹っ飛んでた。もう楽しくて楽しくて。

2023年11月のゲーミング。


【龍が如く7外伝 名を消した男】※ネタバレあり

僕は桐生一馬が死を偽装した理由というものが良く分からなくてずっとモヤッとしておりますから、お話にはあまり入り込めませんでした。死の偽装が沈黙の保障になるとはとても思えませんし、沖縄の子供たちを守るためとは言っても、当の子供たちにとっては大道寺こそが最も危険な存在となっているように思います。結局のところ大道寺は子供たちを人質に桐生一馬を手駒としているわけですが、その構造を維持するにあたり死を偽装する必要ってあるんですかね? 桐生一馬も自らの存在が子供たちを危険に巻き込むと思うのであれば、偽装ではなく普通に死ねばいいんじゃないかとも思いますし、自死が美学に反するとしても、お寺で軟禁されておけば良かったはずです。それなのに、どういうわけか大道寺さんは桐生をコキ使います。桐生を身バレのリスクがあるミッションに送り出しているのは大道寺なのに、「身バレしたら子供たちの安全はないと思え」等とメチャクチャな脅迫をしています。それはどう見たって桐生が約束を破るように仕向けているようにしか思えないのですが、いくらなんでも軽率じゃないすか? まるで、“尾道の秘密”を暴露されるリスクなど露ほども考えていないようですよ。というわけで、モヤモヤしています。それに加え本作でさらに「大道寺から逃れるためには、もう一度死んでみせればいい」とかいう気の狂った筋書きまで出てきますから、困惑は深まるばかりです。が、それはそれとして、龍が如くシリーズはだいたい面白いので本作もまた楽しめましたよ。エンディングの桐生にも感動したしね。本作で初登場の赤目ちゃんも好きです。是非ともナンバリングに出てもらいたい。

~追記~

龍が如くシリーズを最も安く遊ぶ方法はXBOX GAME PASSに加入することです。XBOXと書いてありますが、ゲーミングPCをお持ちであればXBOXは不要です。加入すれば、ほぼ全作プレイできると思います。

【ASTLIBRA Revision】

こりゃすごいわ。システムを盛りに盛っていて個人制作の範疇を軽々と超えてる。テキストや演出は僕の好みじゃないというか率直に言うと嫌いなんだけど、作り込みに対する驚きに比べるとそんな問題はまるで些細に思える。今年はTotKやBG3といった、馬鹿正直に手間を掛けて作られたゲームが評価される年になるだろうけど、去年発売されたこのゲームもその並びに入れて良いものだと思う。地道に作られたゲームの面白さは手間に見合うのだ。

おたより。


はすみさんはゲーム実況することを考えたことがありますか?
(顔なし、声なしとか。)

配信を試したことはあるのですが、頭のどこかで「観ている人を愉しませるように動かなくてはならない」と考えてしまうせいで気が散ってしまい、その結果、ゲームがつまらなくなったので辞めました。配信ですらそんな感じなので、実況なんて無理じゃないすかね。

終活をしていると言うと心配される。


考えてもみたまえよ。まず、僕らは孤独死予備軍なわけだよ。ただでさえ孤独死予備軍である上に、いつ脳卒中やら心筋梗塞でぽっくり逝ってもおかしくない年頃になってしまってるわけよ。となればもう、備えておくしかなかろうよ。必要ない物を処分するなどしてな。というわけで最近は、フィギュアやゲームや映像ソフトの類を片っ端から人にあげたり売ったりしているよ。物が無くなっていくのは気持ちが良いぜ。執着から解き放たれるようでさ。

おもんないな。


なんか、色々、面白くない。シコりすぎて遅漏化するかのごとく、どうやら刺激に慣れすぎている。……と、毎年のように書いている気がするが、重症度は増す一方だ。ガキの頃は何を見てもシコれたのに、今は何を見てもピンとこない。映画やドラマも殆どピンとこない。ジェン・ブイは面白かったけど、ジェン・ブイのレベルまで行かないと面白く感じられないとも言える。そのジェン・ブイも終わってしまった。

微妙にエロいYoutubeショートを眺め続けることで半日をドブに捨てた僕からの警告。


「エロくないもの」と「すごくエロいもの」にはさして時間を使わないんですよ。エロくないものを見続けることはないし、すごくエロいなら直ちにシコれますからね。問題となるのは、微妙にエロい場合です。微妙にエロいものはシコれるわけでもないのに延々と眺めてしまえます。微妙にエロい漫画だとか、微妙にエロいYoutubeショート動画なんかをね。微妙にエロい画像を作る生成AIの出力ボタンを狂ったように押し続けるのもそれです。そればかりか、微妙にエロいソシャゲのカードに大金を払ってしまうことまであります。何事も半端は良くないと言いますが、微妙なエロに関しては、コスパも、タイパも酷いんですよ。何かを得られるわけでも、シコれるわけでもなく、何となく嬉しくなるだけのものを眺め続けるのはやめましょう。微妙に気持ち良くなる脳内物質に溺れ続けるよりも、さっさと賢者タイムに到達する方が、有意義な時間を作れると思うのですよ。

2023年10月のゲーミング。


【Baldur’s Gate 3】

198時間で1周目のプレイを終えました。今年のGOTYは間違いなくTotKかBG3になると思います。僕の好みではBG3の方が上なんですが、批評的には革新性と完成度の高さを兼ね備えたTotKに軍配が上がるのではないかなと。まあ、どちらが取っても妥当と言えます。

PC版にも日本語が来る模様。ありがとうスパチュン。ボロクソ言ってごめんなさい。