ジャニーという名の子供のちんこを食べる妖怪がいることは何故か知ってた。


水木しげる先生の図鑑には載ってなかったのに、何故か知ってた。ジャニーズに鼻クソほどの興味も持たない僕が知っていたぐらいだから、おそらくみんな知っていたのだと思う。知っていたのに「世の中なんて、そんなもんだよ」と呑み込んで、まるで何事も無かったかのように、のうのうと暮らしていたのだと思う。「人間なんて、そんなもんだよ」と割り切るのは容易いけど、腑には落ちないね。どうして僕らはこんなにも正しくいられないんだろな。結局は他人事なのだろう。統一教会の件にしたってそうだ。誰もが一時は怒るんだけど、正義の炎を燃やす遊びに飽きたら忘れてしまうんだ。まあ、そりゃそうだよね。人って、沢山の怒りを同時に抱えながら生きていけるほど器用じゃないもんな。旬の悪を消費するだけでキャパが満杯になっちゃうんだよ。僕にしたって、日々、あれに怒ったり、これに怒ったりと、コロコロ怒りの矛先を変えてる。正義を振るうのは良い暇潰しになるし、旬の悪を相手にすると沢山の共感をもらえるからね。それによって結果的に悪が滅するのであれば、良いこと尽しってもんだよ。つまりだね、僕はただ、気持ち良くなりたいだけなのさ。別にそれが悪いと言いたいわけじゃないんだよ。それによって世の中が大きく動いたり正義が実現することがあるからね。それでも、切実に問題と向き合っている人を舐めてるスタンスではあると思うから、当事者たちに不快な思いをさせない程度には慎みを持っておきたいものだよ。ほんと、僕という人間はくだらんな。どうしようもねえわ。死ねばいいのに。

蓮見先生のゲーミング感想を非常に参考にしてる僕からすると死なれては困ります

僕には死ぬ気など全く無いのですが、不摂生なおっさんは突発的に脳や心臓がやられたりするので何も保障はできないのです。というわけで現在は“Baldur’s Gate 3”をやっておりますが今のところ最高です。

2023年9月のゲーミング。


【Starfield】

そのうち面白くなるのではないかと思いながら続けているが、現時点ではつまらない。惹かれるフックの一つでもあれば多少の退屈な進行にも耐えられるのだが、それもないから頑張るしかない。ここから持ち直して面白くなるゲームなど、最初から面白いゲームを作るよりも難しそうだから、あまり期待はしていない。「舞台を宇宙にしただけのTESやFallout」と評価する人もいるようだけど、僕からはそう見えない。なぜなら僕はTESやFalloutを楽しんだ上で、Starfieldを楽しめていないからだ。“宇宙を舞台としたベセスダRPGのようなゲーム”という括り方をするのであれば、Falloutの家元であるObsidian Entertainmentが作ったThe Outer Worldsの方がずっと面白い。とは言え僕はこのような文句を垂れるために1万円もの大金を払えるほどの富豪ではないから、コンコルド効果が擦り切れるまでは面白くなることに期待してプレイを続けていこうと思う。と、最終的な判断でもないものを発売初日に書いている理由は、僕がこのゲームに期待するさまを何度もブログに書いてしまっているからだ。買うのが早すぎると取り返しが付かないけれど、遅い分には取り返しがつくのだから、このゲームが気になるという人は慎重に見極めるのが良いと思うよ。

~数日後~

マップ調査率100%を目指すのを辞めたり、落ちているゴミを全て拾うのを辞めたり、サブクエストをちゃんとやるのを辞めたり、ゲームを改造して不快なエフェクトを削ったりしていたら面白くなってきました。ゲームの全てがつまらないのではなく、つまらない要素が面白い要素の足を引っ張っていたのだと思います。

~さらに10日後~

クリアしました。なんだかんだで結構楽しめました。基本的にはいつものベセスダRPGなのでそれ自体が好きなら楽しめるのではないかと思います。また、一部のクエストの出来も良いです。が、悪いところも山ほどあるので、全体として凡ゲーとする評価は適正だと思います。実はこのエントリを書く前に悪いところを箇条書きしてみたのですが、それがどえらい分量になってしまいまして、そのまま載せると悪いところしかないゲームに見えてしまいそうだったので、このエントリでは端折ることにしました。

【Baldur’s Gate 3】

ビジュアルはモダンだが、中身はガチガチのRPGだ。いろんな選択ができるんだけど、常に選択を迫られるプレッシャーがあるし、どんな選択をしたって、だいたい取り返しが付かないことになる。それぞれの選択に一長一短あるから、正解を選ぶというよりかは、自分で考えたキャラクターの設定を破綻させないように振る舞う場合が多くなる。文字通り、ロールプレイングってやつだ。RPGってのは本来こういうゲームのことを言うんだと思う。11日前に始めて既に185時間やっている。つまり1日16時間。自分でもどうかしてると思うんだけど、面白すぎて休憩もできない。しかし、どんなに僕が面白く感じたところで、人様に勧められるゲームかと問われると話は変わってちょっと微妙だ。D&Dのルールを使ったゲームであることが売りなんだけど、D&Dを知らん人には取っ付きが悪いかも知れない。でも、やりながら覚えることはできるし、覚える価値も十分にあると思う。とは言え公式の日本語版が(発売予定はあるが)未発売だし、現時点ではバグもそれなりにあるから、このゲームが気になるなら先にDivinity Original Sin 2(DOS2)をやるのが良いかも知れない。DOS2のルールはCRPG向けに作られているから分かりやすいし、Baldur’s Gate 3(BG3)はDOS2の兄弟みたいなものだから、DOS2を経験しておけばBG3にもすぐに慣れるはず。こんな書き方をしていると勧めているように思われるかも知れないけど、勧めてはいない。やれと言ってる。Starfieldはやらなくていい。

~追記~

女の子におちんちんを付けることができます。

僕はシコりたくてシコってるわけじゃない。


そりゃ若い頃には「わけもなく、ただただ勃起して、とてもじゃないけどシコらざるを得ない」みたいな感じもあったんだけど、今はもう違う。自然にシコりたくなることがない。あえてシコろうとしなければシコれない。今の僕をシコらせているのは、欲求ではなく強迫観念なんだよ。シコり続けなければ錆びついて二度と動けなるのではないかというね。ヒトという機械は生殖の成果を最大化させる方向性で最適化されているから、実際に生殖を行えているかどうかはさておいても、「生殖行動をしておりますよ」と自分を騙せさえすれば、ヒトはそれなりに幸福でいられるし、脳は肉体を現役のプレイヤーとして戦える状態に保とうとしてくれる。いつだったか僕の友達も「成功者には性欲が強い奴が多い」と言っていたけれど、それはさておいても、コンスタントな性交渉が認知機能の維持に有効であるという研究があったり、前立腺癌の発症リスクが低下するという研究があったりと、まるで万能の薬みたいに多くのメリットが語られている。であれば、シコるしかないだろう? だから僕はがんばってシコってるんだ。自分に鞭打ってシコってる。これからもシコり続けたい。シコれる限り、シコっていきたい。

以上が、蓮海才太という赤の他人からシコりたいという決意を聞かされるだけのテキストとなります。
よろしくご査収ください。

性交同意。


二者間で性交同意を完結できてしまうと同意の強要が生じる可能性があるから、保証人なり第三者機関の認証を必要とするようにした方が良いんじゃないかな。性交の当事者それぞれが、家族なり友達なりに保証人を頼んで実印を捺してもらうぐらいしないと。性感染症の蔓延を防ぐために保健所の許可も必須にすればいい。せっかくだからマイナカードに紐付けちゃおうぜ。

新しいFable.


このシリーズをちゃんとプレイしている日本人なんてそうおらんでしょうな。

どうやら一部からは「最高のブスを作るというミッションのために人類が持ちうる創造性の全てを注ぎ込んでいるように見える」として批難されているようですが、それはルッキズムに当たりますから、大っぴらには言わない方が宜しかろうと思います。そういうことが言えるのは、発言によって喪失する社会的地位を持たない人の特権みたいなものなんですよ。つまり僕の場合は、その気になりさえすれば、幾らでも言えるってことなんすけどね。なんなら僕だってブスだけれども、ブスだからブスが見たいかと言ったらそんなことは全くありません。日常的に目にするブスは鏡を覗いたときに映ってる奴だけで十分だから、金を払ってまで見たいとは思わん。……と、身も心もブスな僕は思うわけです。

FABLEはハスモグさんがお勧めしてたのでプレイしてはまりました。続編情報嬉しいです。

どんなゲームになるんだろうね。

スパチュンから“Baldur’s Gate 3”の日本語版が“PS5限定で”発売されることになり最悪な気分だ。


そのせいでPC版の有志翻訳が止まってしまった。
現時点ではPCゲーマーにとって良いことなんか何もない。

惨めな思いはする側ではなくさせる側が悪い。


何かにつけマウントを取ろうとするメンタリティーが世界に不幸を撒き散らしてるんだよ。たとえば、小市民の精一杯の贅沢を鼻で笑うような輩共がな。御馳走を口にして「こんなに美味しいもの生まれて初めて」と感動している人に向かって「そんなもので喜ぶなんて舌が貧しいね。世界にはもっと美味しいものが沢山あるよ」と言っちゃうような輩共だよ。マイルドヤンキーや肉体労働者を馬鹿にする奴も同じだな。そいつらが言いたいことなんて、要するに「俺を見上げろ」だ。ただ、それだけを言いたがっている。他者に惨めな思いをさせたがる奴は、場合によっちゃ人殺しよりもタチの悪い存在になり得ると思う。殺されちまえばそれで終わりだが、見下される人は見下されたまま生きていかなきゃならねえからな。この世の中には人を馬鹿にする言葉を正当化する時に用いる二の句のようなものある。「その悔しさをバネにして這い上がれば良い」みたいなやつだ。これ、もっともだと思うだろ? もしそう思うのであれば、あなたは既に“そいつらを勝たせるルール”に乗っかっている。クズと同じ価値を共有しながら成り上がったところで、ランクの高いクズにしかなれんと思うがな。誰もが、それぞれの視野の中で、より良く生きていけたらいいのにな。手の届く範囲でいちばん美味しいものを、世界でいちばん美味しいものだと確信したまま死ねたらいいのに。ネット越しに手に入る情報たちが、幸福を希薄にさせちまうんだ。「あなたが幸福だと思ってるそれ、偽物ですから」と抜かしてくるんだ。そうした言葉が飛び交う中に身を浸していると、実存が朧気になっていく。あなたを幸せにできるはずだったものが、ちょっとずつ透明になっていく。見えなくなるだけならまだ良いさ。こじれると、嫌いになるんだよ。好んでいたものを馬鹿にされた挙げ句、「あれを良いものだと思っていた自分が恥ずかしい」と思うようになり、ついには自分でも馬鹿にするようになるんだ。惨めさをばら撒く側への仲間入りだよ。自分が無いってのは、それを言うんだろうな。とにかく、“好き”を手放すなよ。何を言われようとも大切にしておけよ。手放すと“好き”は黒歴史へと変わり、心には洞ろが生じてしまう。……と、かつての自分に言ってやりたい。

【解説】

卑怯な書き方をしているので、それについて説明を加えます。

……と、かつての自分に言ってやりたい。

これは、誰かを批難しながらも内省という体にしてお茶を濁したいときに僕が使いがちな小細工です。

「がんばらなくていいんだよ」って、優しい言葉だと思うじゃん?


でも、この台詞には続きがあるんだよ。「なぜなら俺にとってお前なんかどうだっていいからな」というね。既に多くを得ている奴の口から出る「てめーはずっとそこにいろ」というアドバイスを真に受けるなんておめでたいよな。この手のアドバイスには「(がんばろうが、がんばるまいが)君《が》いい」という正解があるのだけれども、これを言ってくれる人など滅多にはいない。だから、質の劣るジェネリックで癒えた気になるしかないんだろうな。実際問題として、がんばらないためには、現状で(満ち足りるとまでは行かなくとも)足りておく必要がある。いわゆる「足るを知る」ってやつだ。「足るを知る」と書けば立派に見えてしまうかも知れないから辞書を引くと、そこには「身の程をわきまえて、むやみに不満を持たない」とある。身の丈に合わないものを、きっぱり諦めなさいってことだね。可能だと思うよ。ただし、自分より高みにいる人々から侮辱を受けない限りにおいてはね。連中は「足るを知れ」と言いながら、足るを知ろうとする人を馬鹿にするんだよ。足るを知ろうとしている人に向かって、「おめーには足りてない」と抜かしやがるのさ。品のある者は、人様のささやかな幸せを、馬鹿にしたり、憐れんだりするもんじゃないぜ。それができない奴は下品だよ。一日中シコってる僕よりもずっとな。

2023年8月のゲーミング。


ちょっと今年は豊作が過ぎて、とてもじゃないけど全てのゲームをきっちり遊んでいられない。“Starfield”までに“Baldur’s Gate 3”を終わらせるのは無理そうだし、“Baldur’s Gate 3”の翻訳も時間を掛けて向上していくのだろうから、ひとまずは“Starfield”を優先しようと思う。問題は“Starfield”の前に“ARMORED CORE VI”を入れるかどうかだが、“ARMORED CORE VI”にしたって“Starfield”までに終わらせられる気がしないんだよな。この3本をきっちり遊ぶだけで今年が終わってしまいそうだよ。

【引き続きRemnant II】

難易度ナイトメアまではクリアしたが、最高難易度のアポカリプスは楽しさよりも面倒臭さが勝るからこれぐらいにしてやろう。

【ゴースト トリック】

一度やるぶんには凄く良いゲーム。巧舟がデザインとテキストを担当しているのだから面白いに決まってる。巧舟という人の存在はゲーム業界の一部で良いようにも悪いようにも使われていて、僕も(エロ)ゲーム会社に入りたての頃には「巧舟をお手本にしろ」と良く言われてた。ゲームに詳しくない人に向けてその言葉の意味を翻訳すると「巧舟のように金を掛けずにアイデアとテキストの面白さでもって面白いゲームを作れ」といった感じの意味になると思う。まあ、無茶だわな。

【ARMORED CORE VI】

Starfield発売直前の8月25日リリースなので、気にはなるがスルーする可能性が高い。
どうやら僕はロボにロマンを感じないタイプのゲーマーだから、ハマれる自信もない。
僕がハマったロボゲーなんて、クロムハウンズぐらいだと思う。

【Baldur’s Gate 3】

僕が「これまでの人生で最も楽しめたRPG」と断言している“Divinity: Original Sin 2”を開発した“Larian Studios”による“Baldur’s Gate”の新作である。テキスト量が(指輪物語全巻の3倍超と)膨大過ぎるがゆえ日本語化は絶望的だと思っていたのだけれども、AI翻訳の進歩によって発売から僅か数日で大部分が(それなりの精度で)翻訳されてしまったようだ。となると、やらない理由がない。どうやら評価も非常に高く、今年のGOTYに食い込んでくる可能性がありそうだ。

2023年7月のゲーミング。


【Remnant II】

ソウルライクTPS。日本語訳が酷いからストーリーを理解するのは難しいけれど、少なくとも僕は楽しんでいる。単にシューターとして遊んでも爽快な上に、理不尽に片足を突っ込むようなボス戦や、あまりにも難しすぎて解かせる気があるとは思えないような謎解きまでも付いてくる。特に優れていると思うのは自動生成されるマップの出来で、自動生成らしさが薄いばかりか有機的な趣きさえも感じられる。一度のプレイでは全てのイベントやアイテムに遭遇できないことから、リプレイのし甲斐もありそうだ。というか、開発者ですら全ての要素を見ていないんだってよ。どういうことだよ。