ネットにアホが増えすぎているゆえ法規制については致し方のない部分もあるとは思うのだけれども、中小規模で指定事業者になっちゃうサイトはしんどい状況にあるらしい。
実際に中小規模のサービスが指定事業者になることが有り得るのかと言うと、どうやらある模様。
指定事業者はアクティブユーザー数と書き込みの数から決まるのだけれども、この「書き込みの数」というのが厄介で、極端な例を挙げると1人のキチガイが200万回書き込むだけでそのサービスは対象になってしまう。
指定事業者は侵害情報調査専門員と呼ばれる削除判定人を用意する必要があるのだけれども、法律事務をしてもらう都合上、弁護士にやってもらうしかない。
弁護士への報酬は一纏めで払うにしろ案件ベースで支払うにしろ、どう考えたって安くはない。
開示手続きにおいては依頼者に対し費用を請求することができるのだけれども、削除依頼の場合はできないそうだから、削除依頼が入れば入るほど持ち出しが膨れることになる。……というわけで、これは悪用ができる。情プラを使えばサービスを潰せる。要は、削除依頼をしまくればいい。
現在そこそこの規模のサービスを提供している人たちや、これから新規サービスを作ろうって人らにはご愁傷様な話だよ。