シコシコとモデリングをやり続けるのがアホらしく思えてしまうところもあるのだけれども、僕が受けるダメージなんて本職に比べれば些末なものだろう。生成AIはトンでもない早さで成長を続けていて頭を打つ気配がない。押えがきくとも思えない。適応するより他に手はないと思う。新しいデザインを作るのは人間だけど、瞬く間に模倣されてしまうのだろう。発明をしても見返りはなく、AIの糧となってしまうのだろう。小説や脚本から直接的にアニメが作られるようになるのも時間の問題だろう。そればかりか、視聴者それぞれの嗜好に合わせた出力まで出来てしまうのだろう。消費者にとっては夢の時代だろうけど、クリエイターにとっても同じかは分からない。ただ、生成AIを道具の一つと見做せなければ生き残れないような気はしてる。稼ごうと思うと先は暗いけど、楽しむことを優先するのであれば、そんなに困らないとも思う。「絵を描くのが楽しい」だとか「プログラムを作るのが楽しい」といったレイヤーにおいては、AIなんて有っても無くても変わらんからね(囲碁や将棋が人間を圧倒してもなお、それらの愛好者が存在しているように。あるいは写真が発明されてもなお、写真みたいな絵を描く人が尊敬され続けるように)。片や、先見の明のある人たちはアナログの再評価を始めてる。AIでは打ち勝てない分野の開拓も始まっている。ピンチはチャンスとは良く言ったもんで、まったく驚きの強かさだよ。見習いたいねえ。