この秋はヤバいよ。(+おたより)


処理できる気が全くしない。

ASTRAL CHAIN(8月30日) ※購入済み
Borderlands 3(9月13日) ※購入済み
DAEMON X MACHINA(9月13日)
The Outer Worlds(10月25日) ※購入済み

ついでに進行中のゲームの報告。

【ファイアーエムブレム 風花雪月】

1周目は楽しめましたがフィールドに落ちているゴミを全て拾いたがる性格の僕には散策の作業化がしんどかったです。こんなことを書くと「面倒ならやらなきゃいいじゃん」と言われそうですが、触ってはいけないと分かりながらも触ってしまう腫れ物のようなもので、ついつい拾ってしまうんですよ。餌がある限り釣りもしてしまいます。我ながら強迫観念の度が過ぎていると思います。このゲームには(たぶん)4つほどのストーリー分岐があり、それぞれがゲーム1本分ほどのボリュームを持つため、コストパフォーマンスは非常に優れています。しかし異なるルートをプレイしていても共通する部分が割とあるため、人によってはそのへんをだるく感じてしまうかも知れません。僕はだるいと感じる側の人でした。オススメのキャラは……うーん、良い子が多いから決めらんねえや。

【おたより】

こんにちは、蓮海先生はデトロイトビカムヒューマンはプレイされましたか?
ものすごく細かい分岐のあるマルチエンディングで、いろんなフラグが複雑に絡み合ってるのを見て、蓮海先生のご意見が伺いたくなりました。
残暑厳しい日々が続きますが、お身体ご自愛ください。

やっていませんが以前から勧められているのでプレイ候補には入っておりPC版が出たらやってみようかと思っています(PC版はEpicStoreにて今秋発売予定だそうです)。しかしその前に「Beyond: Two Souls」もやっておかねばなりません(勧められているので)。しかし今秋は過密なので年末までにプレイできたらいいかなぐらいに考えております。とりあえずモンハンはスルーすることにしました。

【Beyond: Two Souls】

というわけで積みゲから崩しましたよ。感想も書きましたが「わりと面白かった」という結論が霞むほど罵詈雑言が並ぶので載せません。要約すると「インタラクティブ映画としては面白いと僕は思うけど、『ゲームとしてはつれーわ』ってエイデンは言ってる」って感じになります。

Beyond: Two Soulsは、主人公の女の子が始終泣きべそかきながら戦っていくのがいいと思いました。

泣きべそって印象はないっすね。僕はエイデンに移入してエレンペイジの幸福へとつながる行動を心掛けていたのですが、それにも関わらず冷たくあしらわれて悲しい気持ちになりました。なお僕が操作するエレンペイジはキスやベッドシーンを何故か拒むため孤独な女になりました。

【ASTRAL CHAIN】

全体としては面白いのですが、手放しに褒めることもできません。まずゲーム性ですが、プラチナゲームズの総決算と言えるほど詰め込まれています。僕程度のにわかゲーマーでもベヨネッタやメタルギアライジングや大神からの引用を見つけることができた程ですから、きっと他にも多くあると思います。操作は(最終的に)だいぶ複雑化しますが、詰め込まれた機能の数に比してまとまっているように思います。なんせ「一人のプレイヤーが二つのキャラを同時に動かすアクションゲーム」という、誰がどう考えたって複雑になりそうな代物ですからね。でも、無茶苦茶な要求の割に操作はスマートなんですよ。この場合のスマートっていうのは「大量に盛られた機能を比較的平易かつそこそこ直感的な操作で扱える」という意味です。つまり、スマートだけど簡単ではない。僕は何とか扱えましたが、一般のプレイヤーの皆さんがどのような判断を下すかってあたりはちょっと想像できません。難しいと感じる人が多いような気はしているのですが、もしこれが万人に受け入れられるのであれば、僕は世のゲーマーに対する認識を幾らか改めることになると思います。まあ、それはそれとして、ひとまず操作性への懸念を拭うと、非常に面白いアクションゲームだと胸を張って言うことができます。が、それ以外の部分が僕にとってはイマイチなのです。まず、ケツですよ。評判を見ると非常に褒められています。確かにデフォルトのパンツのケツの皺は非常に素晴らしいですが、僕としてはそれ以外のケツも見たいんですよ。いろんなケツを拝むというモチベーションさえあれば、もっともっとやりこめると思うんですが、クリアしても新しいケツが増えないんですよ。どうなんすかこれ。発売直後だし未発見のケツがあるかも知れないとは思っていますが、だとしたら勿体ぶりすぎでしょう。次に、演出です。楽曲の評判もまた非常によろしいようなのですが、ヴォーカル曲の使い方は死ぬほどダサいと思いました。これは間違いなく好みの問題でしょうから何が正解という話ではありません。ただ単に僕が「くっそダサいな」と思ったってだけです(余談ですが僕がFF15をスルーした理由は体験版でスタンド・バイ・ミーが鳴るシーンを見て悶えるほどダサいと思ったからです)。プラチナゲームズが以前に製作したニーアオートマタとの決定的な違いは、ヨコオタロウの有無なのでしょう。ヨコオタロウは演出を外しません。アラウンド五十歳のおっさんのくせに、ちんちんがそよ風に吹かれるだけで射精する感度を維持しています。もっと具体的に言いましょう。彼には「クリエイターが顔を出すと客は萎える」と考える繊細さがあります。まるでベタ褒めですね。そんな彼にも弱点はあります。肝心のゲームが荒いんですよ。以前、僕はニーアオートマタのインプレッションに「こんなにつまらんお使いクエストを平気でぶち込める感性は信用できない」的なことを書いた気がします。ヨコオタロウもパーフェクトではないのです。つまり何が言いたいかってえと、「これはもう足して2で割るしかないよ」と。ヨコオタロウとプラチナゲームズを足して2で割るぐらいが(僕にとっては)ベストな案配なんですよ。だいぶ脇道に逸れましたね。ASTRAL CHAINの話に戻します。かなり胡散臭い言い方をしますが、僕には未来が見えました。このゲームのシステムと設定を使えば、(うっかり構想を言い当ててしまった場合に実現性が減る可能性が全くないとも言い切れないので理由は伏せますが)トンでもなく面白い次回作を作れてしまいます。それを実現するには結構な予算が必要なので、1がいっぱい売れてくれると有り難いかなと思っております。が、万人にはちょっとお勧めしづらい。なんたるジレンマ。

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