【おたより】まじかよ。


クリスマスにブログを更新するかどうかでけっこう迷ってたんですよ。クリスマス絡みのコメントなんて、ありふれたものになりがちですからね。今さら非モテ軸のネタをやる気にもなれなかったもんで、ドラゴンクエストビルダーズをやりながら「どうしたもんかな」と思案しておりましたところ、気付けば26日になっていました。時間切れ、クリスマス終了です。終わっちゃったもんは仕方がないのでブログの更新は諦めてシコって寝ようと思いズリネタ選びをしていたところ、不意打ちでおたよりが届きました。これです。

メリークリスマス!!!!!!

策士ですね。この一行のおたよりによって終わったはずのクリスマスをスルーできなくなりました。仕方ないので何かを書きます。でも、何を書きましょう? 「クリスマスそのもの」については思うことがあまりないんですよ。少なくとも僕個人はクリスマスを祝おうとは思わないんです。それよりも「クリスマスに悲しむ人々」の方が気になります。たとえば「サンタさんからプレゼントを貰えない子供」とかね。実のところ僕は24日から25日に掛けてずっと、そのことばかりを考えていました。サンタさんがやってくるかどうかは家庭環境で決まります。誰もがそれを知っているはずなのに「サンタさんは良い子のところへやってくる」なんてことを平気で言う人がいます。これ、とてつもなく残酷なんですよ。せめて「良い親を持つ子のところへやってくる」とでも言っとく方がいいんじゃないですか? 現実のサンタさん(を装う何者か)は「貧しい家庭の子」や「冷たい親を持つ子」よりも「裕福な家庭の子」や「優しい親を持つ子」を好むのですから。どんなに良い子にしていてもサンタさんが来ないことはあります。クリスマスの朝に嘆く子供を慰めてあげられる大人になりたいものです。

「子供は親を選べない」とは良く聞きますが、その言葉と真剣に向き合う人はどれほどいるんでしょう? 信じがたいことに、この世の中には貧困や虐待のある家庭に育つ子供達にも(「貧乏な家に生まれたお前が悪い」を典型とした)自己責任論を当てはめて片付けようとする外道がいます。そのような連中の適切な行き場として、死後には地獄があって欲しいと思います。おわり。

【余談】

ちなみに僕のところには小学6年生までサンタさん(を装う何者か)が来ました。うろ覚えですが1~2年の時はお菓子だった気がします。3年の時は「山椒大夫・高瀬舟」、4年の時は「伊豆の踊子」と「二十四の瞳」、5年の時は「平家物語」だった気がします。書籍のチョイスがクリスマスと関係ないどころか平家物語に至っては冒頭から祇園精舎です。なお6年の時には枕元にお年玉と書かれたポチ袋があり中には1000円入ってました。

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