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PCのお値段がぶちあがります。


作業環境を更新した理由がそれでして。1年程度で済めば良いのだけれども数年にわたり高止まりを続ける可能性がございます。現時点で既に地獄のようなお値段なのですが、いつか「あの頃はよかった」と思うときの「あの頃」には今が含まれるかも知れません。

2025年12月のゲーミング。


【Hollow Knight: Silksong】※継続

メトロイドプライム4をスルーすることにしたので、ゆっくり続けていこうと思う。

【メトロイドプライム4 ビヨンド】※スルー

メタスコア81点は別に良いのだが、僕が信用するメディアのスコアが猛烈に低いのでスルーする。それなりの期待値があればメタスコア×100円までは出せるし、思い入れのあるタイトルであればメタスコアを無視することもできるが、そこまで思い入れがあるわけでもないメタスコア81点のゲームに8,980円は出せない。カタログチケットがあった頃には「5,000円だしまあいいか」という判断をすることもできたんだけど、割引が存在しない今にあっては厳しい検討を行わざるを得ない。

【余談: TGA】

今年のTGAのGOTYにノミネートされたのは以下の6作品。

・Clair Obscur: Expedition 33
・DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH
・ドンキーコング バナンザ
・Hades II
・Hollow Knight Silksong
・キングダムカム・デリバランス II

僕は「Hades II」以外をプレイした。

この中から私的なGOTYを選ぶとするならば、「Clair Obscur: Expedition 33」か「キングダムカム・デリバランス II」を選ぶ。(どちらも猛烈に楽しかったので)この2作品は甲乙が付けがたい。そこで減点法を用いる。

《Clair Obscur: Expedition 33の欠点》
・アイテムが一つ落ちているだけの虚無みたいなロケーションが多い
・ミニゲームがゴミ

《キングダムカム・デリバランス IIの欠点》
・進行を著しく阻害するバグがあり一ヶ月ほどゲームを中断する必要があった

というわけで、僕の体験からの判断となるが、たとえミニゲームがゴミであろうともゲームの進行に障るような不具合に遭遇することがなかった「Clair Obscur: Expedition 33」をGOTYに選んでしまおうと思う。

でもなあ……「キングダムカム・デリバランス II」も面白いんだよ。夢に見るほど没入したもん。「自分の寝室に入ると泥棒扱いされる」というクソみたいなバグにさえ遭遇しなければ、おそらくこっちを選んでた。今は修正されているのだろうから、これからやる人は気にしなくていいと思うよ。

予告裏切り。


アンガーマネジメントに失敗しました。よって猛烈に怒っております。完全にキレてしまっているため具体的に書くことも厭いません。先日、とある集まりに呼ばれたのですが、そこで「写真を撮らない」という約束を反故にされました。その場で怒ると他の方に迷惑が掛かるので穏便に応じはしましたが、これは同調圧力に屈したとも言えます。いずれにしろ約束は約束です。アイツは僕を裏切ったわけです。おそらくアイツは裏切りのコストを甘く見積もっているのでしょうが、僕はアイツが思うほど寛容な人物ではありませんから、しっかり思い知らせてやろうと思います。というわけで、僕は将来、裏切りなど絶対に有り得ないような状況下において一度だけ、アイツのことを裏切ります。裏切りの予告を受けながら僕と関わるのは難しいかも知れませんが、今後ともよろしくお願い致します。


【なぜ写真を撮られたくないか】

僕は自分を視界に入れるのが嫌いです。他人の視界に入るのも嫌いです。だから部屋から出ませんし、写真を嫌悪するのです。何らかの病気ではあるのでしょうが、もう患ってしまっているのですから、こればかりは仕方がないのです。

近況。


ちょっとしたことがあって先月はバタバタしていたのですが、やっと一段落つきまして。

ここ数日は作業環境の更新をしたり、動画を見たり、やりかけのゲームを片付けたりしております。

作業環境については、3Dのコンテンツを作るのに困らない程度のスペックのPCを新調しました。具体的なことを書くと引かれるぐらいの投資をしているので仔細は省きます。

動画については、「It ウェルカム・トゥ・デリー」と「ストレンジャー・シングス」を見ました。どちらも当たりです。

一昨日から今日にかけては、この動画を30回ぐらい見ました。

ゲームについては、シルクソングの終章を少しずつ進めております。

仕事を一つ失ったものですから、代わりとなる何かを始めようということで、当面は色んなことを適当にやろうと思うのですが、たぶんウェブサービスはやりません。思い付きで作れるようなサービスの価値はLLMのおかげで失われました。

まあ何をするにもそれをするのに必要な知識を得なければなりませんから、やることは基本的に勉強ですよ。

おっさんになって色んなことを億劫に感じるようになったからと言って学びを止めるわけにはいきません。

アップデートを止めた瞬間に中年は老人と化すのでしょうから。


なーんてことを書いた数時間後には、ちょっとしたサービスを思いついてしまった。でも、やりたくない。作るのはいいんだけど、運営をやるのは嫌だ。


キター! この切り抜きを待っていたのだよぼくは。

2025年11月のゲーミング。


【Hollow Knight: Silksong】

中断してボダランをやってしまっていたので続きをやろうと思ったが、進行状況を完全に忘れてしまっていたので最初からやり直している。二度目でも面白い。しかし、メトロイドまでに片付かなければ3度目をやる羽目になるだろう。何とか頑張りたいところではあるが、最近の僕は忙しいのだよマジで。

やりながら抱いた感想が、前に書いたインプレと全く変わらなかった。

トライ&エラーを繰り返すゲームであるにも関わらずリスポン地点の配置が不親切だからリトライが不快だ。ビルドの柔軟性も退化している。デベロッパーは「納得できる完成度になるまでリリースしない」と言っていたけれど、これが納得のいく完成度だと言うのであれば、前作が神ゲーになったのは「たまたま」なのかも知れないな。

とは言え、高難易度のゲームをクソゲー呼ばわりしてしまっては負け惜しみのようになってしまうので、何とかクリアまで持っていきたい。クリアした上で、クソと言いたい。


為せば成るのだ! しかしこれは仮初めのクリアであってゲームはまだまだ続く様子だ。

「言わずにはいられないこと」は言わない方が良い場合が多い。


目先の感情を優先するモードに入って、感情表現のエフェクトを度外視する人って多いんだよね。怒りなんかもそう。「怒ることで得られる結果」よりも「スッキリすること」が優先されがちなんだよ。そういうのは絵に描いたような短慮だと思う。怒りという表現を効果的に扱うには、しっかり頭を使わなきゃならんのよ。オーディエンスから支持を得られない怒りは理不尽と解釈されるし、滑稽に思われもするし、結果的に他者から遠ざけられる。「強要する人」だとか「話の通じない人」といったレッテルを簡単に貼られてしまう。どう考えたってセンシティブに扱うべき表現だ。これを気分で扱うなんてどうかしているよ。

ネットでのレスバなんかも同じ。「言わずにはいられない」は大抵の場合、言わない方がいい。言わずにはいられない発言には計算がない。吐き出して気持ち良くなることが目的化している。これでは「興奮したからシコりました」ってのと大差がないし、その結果として吐き出されたザーメンを見せられる者への配慮がない。

怒る前には頭を使うべきだ。頭を使えない人は普通に嫌われる。思慮なくキレ散らかす人は「ああ、そういう人ね」と言われて遠ざけられる。

ちなみに、僕はこのテキストをアンガーコントロールのために書いている。

そうだよ! 僕はいま、怒ってるんだよ!

怒るからには、それ以上の得をせねばならぬ。

めっちゃ働いてる。


だが何をしてるかを言ってはいけない仕事ばかりで書けることがない。

最近は手が空くたびにこれを見るのが癖になってる。

世の中が遅い。僕の手が空く原因は大抵の場合、僕の方にはなくて、誰かの何かを待つ場合が多い。「急ぎです」と言われて急いでしまうと、急かした側が僕に付いて来れない。これだから「しごでき」は困るね。うん、どうやら僕は仕事が出来る人らしい。実際に仕事が出来るかどうかはさておき、人様を悪く言わないためには自分を「しごでき」ということにしておくしかないのだ。鼻には付くだろうが、角は立たない。

手空きにドラマか映画でも見ようかと思ったが、グッとくる設定のものがない。僕がグッとくる設定は、もはや僕の中にしか存在しないのかも知れない。

2025年10月のゲーミング。


【Borderlands 4】

以前「2を超えてシリーズで最も面白い」と書いたが、プレイ時間が200時間に達した頃にふと「あれ、これって何が面白いんだ?」と疑問を抱いてしまった瞬間から、たいして面白くなくなった。振り返ってみると、2でさえもたいして面白くなかったと思う。賢者タイムみたいなものかも知れないけれど、考えれば考えるほど面白くない。とは言え200時間もやったのだから、全く面白くないわけではないのだとも思う。

【The Outer Worlds 2】

宇宙を舞台としたFalloutっぽいRPG。Falloutを生みだしたTim CainとVault Boyを生みだしたLeonard Boyarskyらが関わっているので、Falloutのフォロワーと言うよりは家元の新作といったところか。まあ、そのへんの位置付けはどうあれ、今のところ物凄く面白い。プレイヤーの成長に限界があって、何かに特化するには他の何かを諦めなければならず、さらにはリスペックさえも許されないという古き良きCRPG的なデザインはBG3より硬派かも知れない。僕のキャラクターはピッキングとハッキングを捨てているから、開くことのできないドアや金庫たちを前に歯痒い思いをし続けている。

【おたより】ゲーム史の一部になってしまったそうです。


大学にも収まっている名作蒼色輪廻。
https://collection.rcgs.jp/page/PACKAGE0023118

包括的なコレクションでしょうから、何かの弾みでマイナーなゲームが登録されてしまうこともあるのでしょうね。

「動画生成AIの性能がヤバすぎる」と書きかけたんだけど、今さらそれを書く意味なんてねえよな。


シコシコとモデリングをやり続けるのがアホらしく思えてしまうところもあるのだけれども、僕が受けるダメージなんて本職に比べれば些末なものだろう。生成AIはトンでもない早さで成長を続けていて頭を打つ気配がない。押えがきくとも思えない。適応するより他に手はないと思う。新しいデザインを作るのは人間だけど、瞬く間に模倣されてしまうのだろう。発明をしても見返りはなく、AIの糧となってしまうのだろう。小説や脚本から直接的にアニメが作られるようになるのも時間の問題だろう。そればかりか、視聴者それぞれの嗜好に合わせた出力まで出来てしまうのだろう。消費者にとっては夢の時代だろうけど、クリエイターにとっても同じかは分からない。ただ、生成AIを道具の一つと見做せなければ生き残れないような気はしてる。稼ごうと思うと先は暗いけど、楽しむことを優先するのであれば、そんなに困らないとも思う。「絵を描くのが楽しい」だとか「プログラムを作るのが楽しい」といったレイヤーにおいては、AIなんて有っても無くても変わらんからね(囲碁や将棋が人間を圧倒してもなお、それらの愛好者が存在しているように。あるいは写真が発明されてもなお、写真みたいな絵を描く人が尊敬され続けるように)。片や、先見の明のある人たちはアナログの再評価を始めてる。AIでは打ち勝てない分野の開拓も始まっている。ピンチはチャンスとは良く言ったもんで、まったく驚きの強かさだよ。見習いたいねえ。