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クリぼっちなど取るに足らん。


クリに限らずどんなイベントでもそう。

他人様がこさえた舞台の上で右往左往するのはダサいんよ。

それに、クリぼっちを嘆くような自虐芸は擦られすぎていて少しも面白くないんよ。

(そういうことをやり倒してきた僕が言うのもなんだけど)

自虐をエンタメとして成り立たせるにはどうしたって独自性が必要なんよ。

凡庸な自虐なんか見てらんないもん。

「クリスマスに孤独でつらいです」と言われても「でしょうね」としか思わないでしょ?

初聴で泣いてしまったよ。


初聴という言葉を使うのには抵抗感がある。

どうしても別のものが頭に浮かぶ。

再びモデリング。


雑事で中断していたモデリングを再開した。メモリの高騰寸前に滑り込みで環境を整えることができたのは幸いだった。以前の学習環境よりも3倍から5倍ほど高速にレンダリングを行える。足りていないのは僕の能力だけだ。その気になれば生成AIも実行できるようになったが、AIは後回しだ。まずは地道なやり方を覚えなきゃならない。

僕は最初に勤めた会社で「ディレクターたる者、全てをそれなりに行えなければならない」という旧来的なディレクター教育を受けている。プログラマーとして入社したのに、CGに色を塗ったり、シナリオを書いたり、コンテを描いたり、挙げ句には声の出演もした。俄には信じがたい話だろうが、僕が色を塗ったゲームだとか、僕の声が入っているゲームというゲテモノが世の中にはある。「全てをそれなりに行う」なんてことを人に求めるのは無茶だと思うけど、筋が通っているとも思う。作業の中身を理解していない人物が他者に指示など出せるわけがないし、成果物を確認できるはずもない。だから僕は今なりの素材の作り方を覚えようとしている。上手くできるかどうかなんて、どうでも良いのだ。僕に必要なのはプラモを上手に作ることではなく、プラモの作り方を学ぶことなんだから。……もちろん、上手くやれるに越したことはないけど。

なぜ今さら3Dをやっているかというと、僕がやろうとしていることを2Dでやると高くつくからだ。3Dよりも2Dの方が安上がりだと思っちゃう人もいるらしいんだけど、ある程度の規模になるとコストが引っ繰り返って3Dの方が断然安くなる。テレビアニメが3Dで作られるようになるのだって必然なんだよね。2Dは高級品だから。

PCのお値段がぶちあがります。


作業環境を更新した理由がそれでして。1年程度で済めば良いのだけれども数年にわたり高止まりを続ける可能性がございます。現時点で既に地獄のようなお値段なのですが、いつか「あの頃はよかった」と思うときの「あの頃」には今が含まれるかも知れません。

2025年12月のゲーミング。


【Hollow Knight: Silksong】※継続

メトロイドプライム4をスルーすることにしたので、ゆっくり続けていこうと思う。

【メトロイドプライム4 ビヨンド】※スルー

メタスコア81点は別に良いのだが、僕が信用するメディアのスコアが猛烈に低いのでスルーする。それなりの期待値があればメタスコア×100円までは出せるし、思い入れのあるタイトルであればメタスコアを無視することもできるが、そこまで思い入れがあるわけでもないメタスコア81点のゲームに8,980円は出せない。カタログチケットがあった頃には「5,000円だしまあいいか」という判断をすることもできたんだけど、割引が存在しない今にあっては厳しい検討を行わざるを得ない。

《追記》

ゲーム友達から「面白いからレビューを真に受けてはいけない」と注意された。全くその通りだと思うけど、僕はそんなに裕福ではないので思い入れか期待がなければ博打を打てない。

【余談: TGA】

今年のTGAのGOTYにノミネートされたのは以下の6作品。

・Clair Obscur: Expedition 33
・DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH
・ドンキーコング バナンザ
・Hades II
・Hollow Knight Silksong
・キングダムカム・デリバランス II

僕は「Hades II」以外をプレイした。

この中から私的なGOTYを選ぶとするならば、「Clair Obscur: Expedition 33」か「キングダムカム・デリバランス II」を選ぶ。(どちらも猛烈に楽しかったので)この2作品は甲乙が付けがたい。そこで減点法を用いる。

《Clair Obscur: Expedition 33の欠点》
・アイテムが一つ落ちているだけの虚無みたいなロケーションが多い
・ミニゲームがゴミ

《キングダムカム・デリバランス IIの欠点》
・進行を著しく阻害するバグがあり一ヶ月ほどゲームを中断する必要があった

というわけで、僕の体験からの判断となるが、たとえミニゲームがゴミであろうともゲームの進行に障るような不具合に遭遇することがなかった「Clair Obscur: Expedition 33」をGOTYに選んでしまおうと思う。

でもなあ……「キングダムカム・デリバランス II」も面白いんだよ。夢に見るほど没入したもん。「自分の寝室に入ると泥棒扱いされる」というクソみたいなバグにさえ遭遇しなければ、おそらくこっちを選んでた。今は修正されているのだろうから、これからやる人は気にしなくていいと思うよ。

【PowerWash Simulator 2】

麻薬だよこれは。どうしようもないよ。面白くもつまらなくもないのに続けちゃうんだよ。ゲームと呼べるかどうかも怪しいのに、悪く言える気が全くしない。逆に素晴らしい何かだと思う。

予告裏切り。


アンガーマネジメントに失敗しました。よって猛烈に怒っております。完全にキレてしまっているため具体的に書くことも厭いません。先日、とある集まりに呼ばれたのですが、そこで「写真を撮らない」という約束を反故にされました。その場で怒ると他の方に迷惑が掛かるので穏便に応じはしましたが、これは同調圧力に屈したとも言えます。いずれにしろ約束は約束です。アイツは僕を裏切ったわけです。おそらくアイツは裏切りのコストを甘く見積もっているのでしょうが、僕はアイツが思うほど寛容な人物ではありませんから、しっかり思い知らせてやろうと思います。というわけで、僕は将来、裏切りなど絶対に有り得ないような状況下において一度だけ、アイツのことを裏切ります。裏切りの予告を受けながら僕と関わるのは難しいかも知れませんが、今後ともよろしくお願い致します。


【なぜ写真を撮られたくないか】

僕は自分を視界に入れるのが嫌いです。他人の視界に入るのも嫌いです。だから部屋から出ませんし、写真を嫌悪するのです。何らかの病気ではあるのでしょうが、もう患ってしまっているのですから、こればかりは仕方がないのです。

近況。


ちょっとしたことがあって先月はバタバタしていたのですが、やっと一段落つきまして。

ここ数日は作業環境の更新をしたり、動画を見たり、やりかけのゲームを片付けたりしております。

作業環境については、3Dのコンテンツを作るのに困らない程度のスペックのPCを新調しました。具体的なことを書くと引かれるぐらいの投資をしているので仔細は省きます。

動画については、「It ウェルカム・トゥ・デリー」と「ストレンジャー・シングス」を見ました。どちらも当たりです。

一昨日から今日にかけては、この動画を30回ぐらい見ました。

ゲームについては、シルクソングの終章を少しずつ進めております。

仕事を一つ失ったものですから、代わりとなる何かを始めようということで、当面は色んなことを適当にやろうと思うのですが、たぶんウェブサービスはやりません。思い付きで作れるようなサービスの価値はLLMのおかげで失われました。

まあ何をするにもそれをするのに必要な知識を得なければなりませんから、やることは基本的に勉強ですよ。

おっさんになって色んなことを億劫に感じるようになったからと言って学びを止めるわけにはいきません。

アップデートを止めた瞬間に中年は老人と化すのでしょうから。


なーんてことを書いた数時間後には、ちょっとしたサービスを思いついてしまった。でも、やりたくない。作るのはいいんだけど、運営をやるのは嫌だ。


キター! この切り抜きを待っていたのだよぼくは。

2025年11月のゲーミング。


【Hollow Knight: Silksong】

中断してボダランをやってしまっていたので続きをやろうと思ったが、進行状況を完全に忘れてしまっていたので最初からやり直している。二度目でも面白い。しかし、メトロイドまでに片付かなければ3度目をやる羽目になるだろう。何とか頑張りたいところではあるが、最近の僕は忙しいのだよマジで。

やりながら抱いた感想が、前に書いたインプレと全く変わらなかった。

トライ&エラーを繰り返すゲームであるにも関わらずリスポン地点の配置が不親切だからリトライが不快だ。ビルドの柔軟性も退化している。デベロッパーは「納得できる完成度になるまでリリースしない」と言っていたけれど、これが納得のいく完成度だと言うのであれば、前作が神ゲーになったのは「たまたま」なのかも知れないな。

とは言え、高難易度のゲームをクソゲー呼ばわりしてしまっては負け惜しみのようになってしまうので、何とかクリアまで持っていきたい。クリアした上で、クソと言いたい。


為せば成るのだ! しかしこれは仮初めのクリアであってゲームはまだまだ続く様子だ。

「言わずにはいられないこと」は言わない方が良い場合が多い。


目先の感情を優先するモードに入って、感情表現のエフェクトを度外視する人って多いんだよね。怒りなんかもそう。「怒ることで得られる結果」よりも「スッキリすること」が優先されがちなんだよ。そういうのは絵に描いたような短慮だと思う。怒りという表現を効果的に扱うには、しっかり頭を使わなきゃならんのよ。オーディエンスから支持を得られない怒りは理不尽と解釈されるし、滑稽に思われもするし、結果的に他者から遠ざけられる。「強要する人」だとか「話の通じない人」といったレッテルを簡単に貼られてしまう。どう考えたってセンシティブに扱うべき表現だ。これを気分で扱うなんてどうかしているよ。

ネットでのレスバなんかも同じ。「言わずにはいられない」は大抵の場合、言わない方がいい。言わずにはいられない発言には計算がない。吐き出して気持ち良くなることが目的化している。これでは「興奮したからシコりました」ってのと大差がないし、その結果として吐き出されたザーメンを見せられる者への配慮がない。

怒る前には頭を使うべきだ。頭を使えない人は普通に嫌われる。思慮なくキレ散らかす人は「ああ、そういう人ね」と言われて遠ざけられる。

ちなみに、僕はこのテキストをアンガーコントロールのために書いている。

そうだよ! 僕はいま、怒ってるんだよ!

怒るからには、それ以上の得をせねばならぬ。

めっちゃ働いてる。


だが何をしてるかを言ってはいけない仕事ばかりで書けることがない。

最近は手が空くたびにこれを見るのが癖になってる。

世の中が遅い。僕の手が空く原因は大抵の場合、僕の方にはなくて、誰かの何かを待つ場合が多い。「急ぎです」と言われて急いでしまうと、急かした側が僕に付いて来れない。これだから「しごでき」は困るね。うん、どうやら僕は仕事が出来る人らしい。実際に仕事が出来るかどうかはさておき、人様を悪く言わないためには自分を「しごでき」ということにしておくしかないのだ。鼻には付くだろうが、角は立たない。

手空きにドラマか映画でも見ようかと思ったが、グッとくる設定のものがない。僕がグッとくる設定は、もはや僕の中にしか存在しないのかも知れない。