2024年4月のゲーミング。


【Dragon’s Dogma 2】

世間的には不評なようだが楽しんでしまった。とは言え、素のままプレイしたわけではない。定期的にセーブデータのバックアップを取る外部ツールを使用した。オートセーブ系のゲームをやる時には、この手のツールを良く使う。ちょっとした展開の違いを見るために周回を重ねるのが面倒だからだ。周回したくなるほど面白いゲームなんか滅多にないしね。プレイ時間の大部分は探索に費やした。このゲームのマップは探索のし甲斐があると思う。すっかり探索をやり切ったところでメインクエストを始めたら、思いのほか、あっさり終わってしまった。初代にあったようなやり込み要素すらない。散歩には満足したのだけれども、それ以外は及第に至らない。1万円で買うようなものではないね。

【ムービング】※ゲームではない

SHOGUNとLokiを観るためにDisney+に加入したのだけれども、SHOGUNはたいして面白くなかった。ひょんなことから東洋にある野蛮な封建主義の国に流れ着いた白人男性がエキゾチックなジャパニーズガールとファックなどしつつサムライとして成り上がるファンタジーなんて、僕にはピンとこなかった。Lokiは良い感じに終わってくれた。世界の分岐をアレに見立てるアイデアを思いついた奴は天才に違いないと思ったけれども、あれは当初の予定にはなく途中で思いついたアイデアらしい。……と書いてもLokiを観ていない人には分からないだろうな。目的の2作品をサクッと見終えてしまいサブスクリプションを持て余したので、オススメの欄に表示されていた「ムービング」という韓国のドラマを何の気なしに再生してみたところ、これが断トツで面白かった。浮かれた気持ちになると体も浮かんでしまうという困った超能力を持つ高校生のボンソクは、全身にオモリを付けたり、ブクブク太ることによって浮くのを抑えながら生活しているのだが、何かと距離を詰めてくるかわいい転校生の出現によって、浮かずにいるのが難しくなる。……というのが入り口で、そこからエラいことになっていくのだけれども、これ以上は書かない。てめーの目で見ろ。僕の推しキャラはイナズママンです。

【DAVE THE DIVER】

海に潜って採取したサメや深海魚で寿司を握って海原雄山みたいなおじさんを納得させるゲームです。嘘でも冗談でもなく、本当にそんなゲームです。アーリーアクセスの時点で少しだけ触っていたゲームなのですが、いつのまにか製品版になっていたので続きをやりました。途中までは最高に面白いのですが、ゲームの進行に伴って新しい要素(養殖場やら農場やら支店やら)が増えるにつれ少しずつ面倒臭さが増していきます。プレイヤーの能力をアップグレードすることで深くまで潜れるようになりますが、その深度に辿り着くまでの時間を短縮できるわけではないので、これもまた面倒臭くなっていきます。快適さの向上が面倒臭さに追い付かないので、だんだん嫌になっていくわけです。しかし、幸いなことに投げ出す寸前でエンディングに到達することができました。

【スイカゲーム】

ひねくれた性格をしているため流行り物として避けていたのだけれども、やってみたらとても面白かった。入り口こそカジュアルだが、奥が深い。頭を使うに越したことはないが、運任せでもそれなりに上手くいく。不利に思える局面が偶然の連鎖によって引っ繰り返ることが頻繁にあるため、最後まで諦めることなく「ひょっとすると上手く行くんじゃないか?」と思っていられる。失敗しても次はもっと上手くやれるような気がして、ついついリプレイしてしまう。このゲームを流行らせた世間様の目は確かだと思う。……と、ダブルスイカも達成できていないのに偉そうなことを書いてしまった。

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