大抵のコンシューマーは世間体を気にするものなんですよ。
シコりたいという欲求はあってもシコっていることを知られなくないから「オカズしか売ってない店」には行けないのです。
そんなお店に出入りをするとシコってるのが丸分かりですからね。
人並みに世間体を気にする人たちは「アダルトコーナーがある、ぱっとみ健全なお店」を使います。
ビデオ・オン・デマンドのサービスにおいてはDMMやU-NEXTといったサイトはアダルトをコーナーとして扱っていますね。
「アダルトしかない」ではなく「アダルトもある」という体裁は、とてもとてもとても大切なのです。
これはエロを前面に出したエロ系サブスクリプションが上手くいかない理由であり、青年漫画誌にエロが求められてしまう理由であり、さらにはエロ関係のゲームや動画が割られやすい理由でもあると僕は考えています。
エロに金を出すことを他者に知られるリスクって、法を犯すリスクを超えがちなんですよ。
「通販でエロゲを買ったのを家族に知られるくらいなら割る」みたいな思考かと思います。
みんなが大っぴらにシコるようになれば、そんなことも無くなると思うんすけどね。