最近、訊かれて答えたことがら。


【結婚を考えることはないのか?】

考えたことはあるし、したいと思ったこともあるが、他人を煩わしく感じる僕に結婚生活は向いていない。
気が変わってこれから励むとしても、年齢的に無理がある。

【一人でいて寂しくはないのか?】

若い頃は寂しくなることもあったが、今では楽しい。
誰にも気兼ねせず、思うようにシコれる。
脳卒中や心臓発作を起こしても気づいてくれる人がいないので、そのへんは覚悟を決めておこうと思う。

【自慰行為に背徳感はないのか?】

セックスは人を傷付けるけど、オナニーは誰も傷付けない。
全ての人がオナニーに励めば世界は平和になり、滅ぶ。
結果として地球から人類という名の邪悪が消えると同時にカーボンニュートラルまで実現できる。
何一つ悪いことがない。

【セックスしたいとは思わないのか?】

セックスはしたいが、セックスしている自分を想像するとゲロを吐きそうになる。
どうやら僕の美意識において、僕のセックスは見るに堪えないようだよ。
しょうがないから他人のセックスを見ている。

【恥だと思うことはあるか?】

あるにはあるが、大抵の恥は他人からすればどうでも良いものだと思う。
恥から逃れようとする人は、最終的に無為の人となるので、恥知らずの方が上手く生きていける。
何もしていない人よりは、たくさん恥を抱えている人の方が、魅力ある人と見做される。
恥の多い人生は面白い。
だから、恥はかきに行く方がいい。

【ゲームより他にやるべきことがあるのでは?】

この世にはやらなくても良いことしかない。

【以下おたより】

蒼色輪廻からの抜粋:
<529>僕:「もっ、もしかして……初オナニーですか?」
<530>レオナ:「おっ、おなにぃ~?」
<531>マルト:「おなにい?」
<532>(コイツら、オナニーを知らないのか!?)
<533>僕:「ああ、僕の国ではこれをオナニーと言うんです」
<534>僕:「老若男女、紳士淑女を問わず、みんながオナニーでコキまくります。まあ、大衆娯楽の一つですよ……ま、僕にとっちゃ哲学ですがね」
<535>マルト:「なるほど、おなにいとは哲学と……」
<536>レオナ:「てっ、哲学……今、拙者は哲学をしているのかっ! あぁん…っ! 拙者は無学であったが、哲学とは心地よいものじゃのぉうっ!」
<537>マルト:「まっ、惑わされるでありませんっ! おなにいであろうと哲学であろうと、汚れた行為には他なりませんっ!」
<538>僕:「汚れたとは何ですかっ! 恋愛は人を傷つけますが、オナニーは人を傷つけませんっ!」
<539>僕:「世界で最初の戦争は、性交渉の相手を奪うために起きたのです! みんながオナニーしている限り、世界はずっと平和なのですっ!」

(ちなみに、蒼色輪廻のシナリオにはオナニーという単語の使用回数がちょうど69回です。)

誰が書いたものかは存じあげませんがノーベル賞を授与されてもおかしくない名文だと思います。
文学賞と平和賞、両方いけます。

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