LLMのやばみ。


アウトラインプロセッサが手放せない。とにかくなんでも適当にメモをする時にはアウトラインプロセッサに放り込む。シナリオが本職だった時代には、キャラクターリストからシーンリストまで全てアウトラインプロセッサで書いていた。

2025年8月現在、部屋ではScrivener、外出時にはOneNoteを使ってるんだけど、しょうもないことを書く道具としては、これらのアプリはちょっとリッチすぎる。本当にどうでも良いことは、Windowsに標準でついてるメモ帳ぐらい単純なアプリで書きたい。駄文を書き殴るならばメモ帳ぐらいシンプルなアプリを使う方が気分があがる。「リッチテキストではなくプレーンテキストを書いているんだ!」と実感できる。

というわけで、導入したてのClaudeSonnet4に「アウトラインエディタ作って」と言ってみたところ、出てきたのがこれだ。

十分じゃねえか。


タイムリーなことに、今日はGPT-5が発表された。LLMは現在進行形で進化を続けており、そんなに遠くない未来には「こういうの欲しい」と伝えるだけで大抵のアプリが出来上がるようになってしまうと思う。そうなってくると問われるのは仕様を簡潔に伝える能力になるのだろうな。プログラマーの力量が国語力で測られる世界になるのだろうか。

Link: GPT-5で作れるやつ

ニッチなものを作れるか試そうと思って「縦書きエディタを書いて」と言ってみたら、全くお話にならなかったよ。でも、GPT-4.1よりは賢いと思う。

「ロジックおよびその実行順には一切手を加えずに同一の出力を担保しながらコードの最適化を行って」と言ってみたら、素晴らしく良い感じにやってくれた。これは使える。


いろいろ触ってみて分かったんだけど、ClaudeSonnet4は最初から何かを作る場合の初手に関しては間違いを犯さない。ちょうどいい感じの大枠を作ってくれる。特にUI構築で手を抜けるのは良い。ただ、細部はだいぶ間違えるから自分でやる方が手っ取り早くなる。長期記憶能力が足りていないせいか、全体を把握できなくなるらしい。逆に、それ単体で完結するようなモジュールの類には対応できそうだ。

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