特定の条件下においてイジメ被害者が加害者を刺すのは認めて良いと思うんですよ。
① 成人が同様の行為を行った場合に刑事罰の対象となる手段を用いた加害行為がある
② 大人が対応しない(何もしない、もしくは法の外でイジメの処理を行っている)
③ 生命に危難を感じている
④ 抵抗に失敗することでイジメがより苛烈になることが想定される(一撃で処理する必要に迫られている)
この四つが揃ったなら、刺して良いと僕は思います。
(条件が揃っていない状況で刺す奴のことは擁護できない)
法が救わないとなったなら、そこには自力救済しかありません。
生命に危難を感じる者が取る行動は緊急避難と見做すこともできます。
そのような状況下でイジメ被害者が加害者を刺したとしても、責めを負うべきは子供ではなく法から子供を遠ざけた大人です。
多くの大人はイジメを「子供同士の問題」として処理したがるようですが、そのスタンスが②の状況を作り出してしまうため、彼等は「イジメ」と「イジメ加害者殺し」の両方に加担していると言えるんですよ。