イジメの帳尻は合わない。


「過去に酷いイジメをしていた人でも、それからの人生を真っ当に生きれば許される」とかいうクソみたいな主張をする奴がいる。

被害者に対しては「貴方はクソガキが成長するために必要な糧だった」とでも言うつもりなのか?

それを若さ故の過ちとして許すのであれば、それと同様の論理をもって、被害者が加害者を殺すことさえも大目に見てやらなきゃならんだろうよ。

人を死に追い込むレベルの陵辱を許せと言うのであれば、それぐらいでなきゃ釣り合いが取れんわな。

他者の人生を破壊し尽くす者にモラトリアムなどあってたまるかよ。

償え。一生を懸けて償え。加害者はそれを成し遂げることでようやく「酷い地獄行き」から逃れて「そこそこの地獄」へ行くことができる。

【追記】

多様にある悪行の中でもイジメってのは純然たる悪なんだよな。

「腹が減って飯を盗んだ」だとか「金に困って空巣に手を染めた」ってのとは違って、必要に迫られて行うようなもんじゃないからね。

イジメに手を染める奴というのは、純粋に悪を楽しんでるのよ。

【追記】

大昔からイジメ絡みの事件があるたびに「イジメをなくすにはどうしたら良いか」と提起する人がいる。

死人が出るたび、思いだすように「イジメをなくそう」とぶち上げられる。

こうした流れが何度も繰り返されてきた現在においても、相変わらずイジメはあり続けている。

大人にとって重要なのは「万全を尽くした体(てい)」であって、「万全」ではない。

「イジメをなくそうとする体」であって、「イジメをなくすること」ではない。

大抵の人は、加害者か、被害者か、傍観者として、イジメに関わっており、本音では「なくなるわけがない」という実感を持っているから、「対応した体」で茶を濁すのだ。

イジメは良くないと知りながらも9割以上の人間は加害者もしくは傍観者であって、被害者のことなど実のところはどうでも良いと思っている。

だから、「教育の改善によりイジメを撲滅させる」なんてその場しのぎの対応を延々と続けてしまうんだ。ずっと失敗してるのに。

はっきり言い切るが、教育によってイジメを撲滅させることはできない。

唯一効力を持ちうるのは、アホな子供でも避けたがるレベルの重大なペナルティーだけだ。

なあに、鞭打ちにしろだの殺せだのは言わんよ。未成年でも成人同様に処罰すりゃいい。

それが酷だと言うなら法的に家裁の判断を要さずに成人としての処罰が可能となる20歳まで隔離しときゃいい。

そのためにまずは被害者からの通報を受けて学校(隠蔽体質)や教育委員会(隠蔽体質)を介さずにイジメの実態を調査する公的な機関を作ることだな。

自称教育者共は加害者を庇うだろう。被害を止められなかった癖に。自らの教育の失敗を棚に上げて加害者の更正を訴えもするだろう。

でも、イジメを防げない無能の言葉に聞く耳を貸す必要はないと思うね。

教育により更正が可能なのであれば、そもそも事件にならないはずだろ?

僕の地元のイジメっ子共は、成人してからも変わらずに暴虐の限りを尽くしてると聞くぜ。

素晴らしい教育のおかげでな。

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