必要以上に個人情報を欲しがるサービスが多すぎる。


まずサービス設計者の心得として、漏れる可能性がある情報はいつか必ず漏れるので、漏れて困る情報の保存を避けること。
たとえサービスを成立させるために必要な情報であっても保持する個人情報は最小限とし、できうる限りの漏洩対策を施すこと。
なお、漏洩対策を徹底してみたところでデータが抜かれることはあるし、現場レベルでやらかすこともある。
インターネットセキュリティーに絶対はない。
せいぜい、やらかす可能性を減らせる程度だ。

……という現実を、利用者は知っておいた方がいい。

やたらめったら個人情報の入力を求めるサービスを見たら不審に思った方がいい。
送信した個人情報は、いつか漏れると思っておいた方がいい。
漏れた情報が致命傷とならないよう、サービスに与える情報はコントロールしておいた方がいい。
昨今のサービスは、どこもかしこも個人情報の入力を求めてくるけれど、それを当たり前に思ってはいけない。
思慮なく個人情報を入力しまくるのはヤリチンと同じだ。
いつかヤバい病気を引くことになる。

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